BizRobo!新バージョンVer11.5の魅力とは
オープン株式会社は、デジタルレイバープラットフォーム「BizRobo!」シリーズの新バージョンである「Ver11.5」を2023年2月3日に提供開始しました。このアップデートは、これまでの機能をさらに進化させ、特に生産性の向上を目指す企業に向けた重要な変更点が特徴です。
主な機能改善
このバージョンではいくつかの重要な機能改善が行われました。まず、ロボットのUX(ユーザーエクスペリエンス)が改善され、ユーザーが操作しやすい仕様へと進化しました。これにより、ロボットを単独で実行できるようになり、まずは運用系の操作が簡略化されます。従来は、別のロボットを経由する必要がありましたが、これにより使い勝手が大幅に向上しました。
さらに、KCU(Kapow Compute Unit)の消費仕様も見直され、特にループ処理に関しての負担が軽減されました。この改善により、同時に多数の作業をスムーズに行えるようになりました。
Management Consoleの進化
また、Management Console(MC)の操作性も向上しました。従来の接続方式から新たに「クライアント系クラスタ」という方式に切り替えられ、RS端末のFirewallのポート番号を気にすることなく、HTTP(S)を介して接続できるようになりました。これにより、よりスムーズなデータ通信が実現され、業務の効率化に大きく寄与します。
ロボットのリソース調整機能
特に注目すべきは、RoboServerにおけるスケーリング機能です。これにより、最も空いている実行スロットにロボットが自動的にアサインされ、使用中のリソースを最適化し、長時間使用されていないRS端末を自動で解放することができるようになります。この仕組みは、特にAWSやMicrosoft Azureなどのクラウド環境での運用において、コスト削減に繋がります。
今後の展望
「Ver11.5」ではさらに多くの機能追加も行われ、他ツールとの連携や開発環境のシンプル化が図られました。こうした改善は、特にBizRobo!と生成AIの連携を検討する企業にとっては、より高い生産性を実現するための基盤を整えるものです。これにより、企業の成長を促進し、業務の効率化に直接寄与することが期待されています。
BizRobo!について
「BizRobo!」はホワイトカラーの生産性向上を目的としたデジタルレイバープラットフォームです。企業のルーティンワークから解放し、未来の働き方を変革する役割を持っています。詳細は公式ウェブサイトで確認できます。
会社概要
オープン株式会社は、スマートロボットやAIを活用した情報処理サービスを提供し、企業のデジタルトランスフォーメーションを支援しています。新たなビジネスチャンスを生み出すための革新的なソリューションを引き続き展開していく所存です。