ユース世代の挑戦
2025-08-26 17:01:54

ユース世代が描く「こどもまんなか社会」とその未来が見えてくるアクションサミット

「ユースのアクションサミット2025」レポート



2025年8月8日、東京・霞が関のこども家庭庁こどもまんなかひろばで、「ユースのアクションサミット2025」が開催されました。このイベントは、全国から集まった中学生から20代の若者たち6団体が参加し、各地域での取り組み・活動報告を通じて「こどもまんなか社会」の実現に向けた意見交換を行う場として設けられました。

特に、サミットでは「ウェルビーイング」という概念が重要視され、こどもたちが健やかに成長できる社会を目指すための具体的な施策について深く掘り下げました。今回は2回目の開催となり、第一部では各団体の活動状況を紹介。続く第二部では、参加者同士の活発な意見交換が行われました。

各団体の素晴らしい活動の数々



アース・ガーディアンズ・ジャパン


この団体は、若者の社会参画を促進し、地域の意見を施策に反映させるための活動を行っています。具体的には、学校や地域からの声を行政に伝える提案の場を設け、意見交換を通じた施策の改善を目指しています。

NEW STEP実行委員会


熊本を中心に活動し、高校生が小学生や中学生を支援する無料学習塾を運営しています。また、様々な体験を通じて子どもたちの可能性を広げることに注力しており、高校生自身の成長にも寄与しています。

るりあるく


群馬県前橋市に本拠を置くこの団体は、子どもたちが安心して過ごせる居場所を提供しています。子ども食堂を通じて地域の交流を大切にし、貧困支援といった固定概念を変えることにも挑戦しています。

とみやっこプレーパーク


宮城県富谷市で、小学生や未就学児が自由に遊べる環境を整えている団体です。参加する子どもたちが自分でルールを確立できるように配慮し、地域全体とのつながりを深めています。

虹の鳥(とやま社会的処方プロジェクト)


医療系課外活動として設立されたこの団体は、地域の健康づくりに貢献することを目指しています。多彩な体験を通じて、医療への理解を深めてもらうことが目的です。

大祈さん


長野県の中学生シンガーソングライターで、自身の音楽活動を通じて「人の心の薬になる音楽」を作り上げています。彼の演奏は参加者に大きな感動を与えました。

意見交換がもたらした新たな気づき



第二部では、各発表を基に参加者が「活動の背景」「課題」「広がり」について意見を交わしました。多くの方が「仲間に誘われた」といったきっかけで活動を始めた一方で、高いハードルを感じている人も多いことが課題として浮かび上がりました。「安心して参加できる雰囲気作り」を大切にすることが、多様な参加者を生む鍵となることが共通認識として共有されました。

また、議論の中で「活動が楽しい様子が新しい参加者を呼ぶ」という意見が多く上がり、義務感ではなく「楽しさ」を重視することが持続可能な活動につながるという声が強調されました。

今後の展望



「こどもまんなかアクション」の存在をさらに広めるためには、発信力の強化が不可欠です。これからも活動を続け、新しい参加者を迎え入れやすい環境を整極めることで、誰もが安心して飛び込める場を作ることが期待されています。今回のサミットは、若者たちが地域の問題解決に向けて積極的に取り組む姿を垣間見る貴重な機会となりました。


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