ゴウリカマーケティングのリブランディング
2026年4月1日、ゴウリカマーケティング株式会社は社名を「GOURICA株式会社」へ変更することを発表し、これに伴いリブランディングを行います。この発表は2026年2月13日に開催された発表会で行われ、同社の代表取締役である岡本賢祐氏と株式会社ブルボンの井手常務取締役が対談を行いました。彼らはこの新しい取り組みの意義や背景について語ったのです。
【新たなビジョン】
岡本氏は「人に寄りそう合理化で、世界をもっと自由に、もっとゆたかに」とのビジョンを掲げています。創業以来、マーケティング領域において実行支援を行ってきた同社は、これからはHR(人事)およびDX領域を含む企業活動全体の「実行インフラ」となることを目指し、社名から「マーケティング」を外しました。この変革の意図は、合理化によって生み出される「余白」を活かし、社員の創造性や問いを立てる力を促進することです。
【新ロゴとデザインの意図】
発表会では、クリエイティブディレクター水野学氏が手がけた新シンボルマークも公開されました。立方体が円を描くように配置されたこのデザインは、業務の円滑化を象徴しています。ゴウリカは単なるコスト削減を超え、余白を生み出し、その時間を価値のある活動に使うことを重視しているのです。
【新サービスブランド「GOALY」の誕生】
また、これまで提供してきた「magonoteサービス」を進化させた新ブランド「GOALY(ゴーリー)」の展開も発表されました。このブランドは、クライアントに寄り添い共にゴールを目指すという理念を込めて名付けられています。
岡本氏は、日本の労働市場の現状についての考察も行い、OECDのデータを引き合いに出して熱意と生産性の関係を指摘しました。特に「専門的定型業務」の存在が生産性向上の障害となっていると語りました。これに対抗するために、同社は成果報酬型のBPaaS(Business Process as a Service)モデルを提案しています。
【業務効率化の取り組み】
このモデルは、クライアントの業務効率化に必要なスペシャリストやテクノロジーを包括的に提供し、実際に発生したコスト削減の中から利用料を受け取るという画期的な構造です。この成果報酬型のアプローチでは、クライアントが無駄なコストを負担することなく効率化を実現することができます。岡本氏はこれを「日本の生産性を高める新しい方程式」と位置づけ、今後多様な業種に適用する方針を明確にしました。
【ブルボンとの対談】
発表会の後半では、株式会社ブルボン井手常務取締役が特別ゲストとして登壇しました。井手氏は、マーケティング部門の独立したセクションを設立し、組織改革を進めた自身の経験を語りました。彼は、「以前は販促物の制作に多くの時間がかかってしまっていたが、ゴウリカとの取り組みを通じて作業の簡略化が進んだ」と具体的な成果を発表しました。
この改善によって社員はよりクリエイティブな思考を持つ時間を得ることができ、業務効率化に伴う教育の必要性にも気づくことができたとのことです。井手氏は「合理化は人を減らすためではなく、人間としての成長や幸せのためにあるべき」とも強調しました。
【今後の展望】
GOURICA株式会社は、社名変更を契機に、「GOALY」を「GOALY Marketing」「GOALY HR」「GOALY DX」の3つの領域で展開する予定です。企業の「専門的定型業務」を仕組み化し、成果報酬型のBPaaSモデルを通じて、日本企業がコア業務に集中できる環境を整備することを目指しています。
この新たな挑戦を通じて、GOURICAは日本のビジネス界における生産性向上に貢献していくことでしょう。