接客の新時代
2025-05-15 10:57:18

ビーツとタイムリープが結ぶ新たな遠隔接客の未来

ビーツとタイムリープが業務提携



このたび、株式会社ビーツとタイムリープ株式会社が、遠隔接客という新たな分野での業務提携を結ぶこととなりました。これまで同領域において競合として見合ってきた両社が、これからはパートナーとして手を取り合う形に進化していくことに、業界内外から大きな期待が寄せられています。

業務提携の背景



ビーツは、これまでの「ブランド体験の共創」を基に様々な販促ツールを開発し、特にリテールにおける店舗設計や施工に強みを持ってきました。2020年には新規事業としてリモート接客サービス「えんかくさん」を立ち上げ、顧客との接点をオンラインでつなげる新しい価値を提供し続けています。

一方、タイムリープは「RURA」という遠隔接客サービスを展開し、すでに100社以上への導入を達成するなど、業界におけるスタンダードとしての地位を確立しています。両社は経営方針の転換によって新たなステージを迎え、それぞれの強みを活かした新しいサービスの展開を目指します。

提携に期待される効果



今回の業務提携により、タイムリープはビーツの「えんかくさん」事業を譲受し、ビーツは「RURA」の販売パートナーとして連携します。これにより、両社はリモート接客市場の拡大と同時に、日本のサービス業が直面する人手不足の解決に向けた価値創造を期待されます。

タイムリープの代表取締役である望月亮輔氏は、ビーツとの提携が実現したことに対し、「同じ市場で競い合った友としての提携は、とても感慨深い」とし、今後の展望に胸を膨らませています。ビーツの柏木又浩社長も、「オンライン接客のデフォルト化が進む中で、より良い顧客体験を共に提供できることを楽しみにしている」と語っています。

RURAがもたらす変革



新たな接客スタイルを持つ「RURA」は、インターネットを介して店舗の接客業務を遠隔で可能にするサービスです。これにより、少人数で多拠点の接客が実現できるため、企業は効率的に運営が可能となります。また、コロナ禍においては感染対策としての側面も重要視されています。

例えば、ある企業では、少人数のスタッフが複数の店舗を同時に受け持ち、約30店舗の受付を3名で実施した実績があります。このように、RURAは新しいワークスタイルを提案し、接客業界に新たな地平を開いています。特に、リモート接客が可能になることで従業員の負担軽減につながり、顧客へのサービス充実に寄与することが期待されています。

今後の展望



ビーツとタイムリープの提携によって、両社が共に築く新たな未来が見えてきます。今後、遠隔接客の進化に向けて両社がどのようなソリューションを提供してくるのか、多くの人々が注目しています。両社の連携によって、日本におけるリモート接客がさらに身近なものになることが期待されるでしょう。受ける側と提供する側、両者にとって新しい価値を創造するこの取り組みに、今後も目が離せません。


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