次世代決済プラットフォーム
2025-05-21 10:24:56

KDDIグループ、「NESTA」を導入し通信料金決済を進化させる!

KDDIグループが次世代決済プラットフォーム「NESTA」を導入



KDDIは、2025年に同グループ内の通信料金決済システムに次世代決済プラットフォーム「NESTA」を導入することを発表しました。この新しいプラットフォームは、au及びUQ mobileの通信料金の決済処理におけるセキュリティの強化と、収納業務の生産性向上を目的としています。

「NESTA」は、auフィナンシャルサービスと株式会社DGフィナンシャルテクノロジー(デジタルガレージグループ)の共同開発によるもので、基盤システムには「Veritrans4G」が使用されています。このシステムは、カード情報の非保持化・非通過化に対応し、高水準のセキュリティを誇ります。また、柔軟な拡張性を持ち、必要に応じてサービスやセキュリティ要件の変更にも対応可能です。

「NESTA」の特長



多様な決済手段


「NESTA」では、クレジットカード決済やキャリア決済はもちろん、Apple PayやGoogle Payなど、約40種類以上の決済手段に対応しています。これにより、より多くの顧客が自分に合った決済方法を選ぶことができ、利便性が向上します。

安定したデータ処理性能


高速データベースを用いた「NESTA」は、大手金融機関でも採用されているシステムです。加えて、二つの高性能データセンターが異なる地理的場所で稼働しており、リアルタイムで双方向のデータを同期することができます。そのため、片方に障害が発生した場合でも、サービスの安定性を保ち続けることが可能です。

高水準のセキュリティ体制


「NESTA」は国際的なデータセキュリティ基準であるPCI-DSSに完全準拠しており、24時間365日の監視体制が整っています。このため、安全で信頼性の高い決済処理が実現されます。

スマートマネー構想


auフィナンシャルサービスは、日常生活における決済・金融サービスをより身近に提供する「スマートマネー構想」を推進しています。この新しいプラットフォームの導入により、キャッシュレス決済市場の拡大を後押しし、利用者にとってより便利で安全な決済方法を提供することが期待されています。

今後の展開


KDDIでは、au/UQ mobileの決済処理に「NESTA」を採用した後、さらにグループ内外の企業にも導入を検討していく方針です。日本国内ではキャッシュレス決済の比率が2024年までに42.8%に達すると予想され、成長が続く市場に対して積極的に対応していく考えです。

まとめ


新しい決済プラットフォーム「NESTA」の導入によって、KDDIグループは顧客のニーズに即したサービスを提供し、より安全で快適な決済体験を実現していくことを目指します。未来の決済シーンがどのように変わっていくのか、注目が高まるところです。


画像1

画像2

関連リンク

サードペディア百科事典: KDDI NESTA auフィナンシャルサービス

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。