京藍染師の個展
2025-12-10 17:26:32

松﨑陸の京藍染師個展「Laugh in Kyoai」に野性爆弾くっきー!との新作も登場

笑いと伝統が交錯する特別な個展



2026年1月8日から18日まで、大阪のLAUGH & PEACE ART GALLERY OSAKAで行われる「Laugh in Kyoai」では、染色アーティスト松﨑陸の独自な京藍染の世界が広がります。注目すべきは、野性爆弾のくっきー!とのコラボレーション作品「京藍×奇笑」。

出展概要


本展は、京都の染司よしおか五代当主吉岡幸雄氏の最後の弟子である松﨑陸が、古文献を基に100年前に途絶えた「京藍」を復活させた情熱を反映したものです。松﨑はこの古い技術を使い、イタリアのラグジュアリーレザーブランド「Valextra」とのコラボ作品や、2025年の大阪・関西万博イタリア館でのモレスキン作品を発表し、その功績によって「KYOTO Next Award 2025」の優秀賞も受賞しています。

展示会では、京提灯や京都老舗綿布商の手ぬぐいブランドとのコラボレーション作品も展示され、伝統工芸とアートの新たな楽しみ方を提案します。

「京藍 × 奇笑」の背後にある思い


今回のテーマである「京藍 × 奇笑」は、松﨑が作り出した造語です。「奇笑」は、奇妙で予想外な状況から生まれる笑いを表現しています。これは、一般的な「共感の笑い」とは異なり、見る人の期待を超えた“ズレ”や“違和感”から生まれるもので、理解しきれないけれど笑ってしまう感覚を表現。松﨑は、古い技術を復活させることが次世代のために重要だと感じています。

アーティスト川の思い


松﨑陸は、京藍染師としての役割を担い、100年前の技術を復活させることに情熱を注いでいます。彼のコメントによると、「高級なキャンバスで、心込めた作品を制作しました」と述べています。

さらに、野性爆弾のくっきー!も今回のコラボについて「通常の3倍もの塗り重ねを行い、情が湧いた」と語っています。

展示会詳細


  • - 日程: 2026年1月8日(木)~1月18日(日)
  • - 営業時間: 13:00~18:00(火・水定休日)
  • - 入場料: 無料
  • - 場所: Laugh & Peace Art Gallery(大阪市中央区難波千日前3-15 吉本本館1F)
公式サイトはこちら
  • - 協力: 合同会社オフィスユーボート

アーティストプロフィール


松﨑陸は1990年に京都で生まれ、22歳の時にNYで藍染を学びました。帰国後は染司よしおかで技術を磨き、京藍の復活に取り組んでいます。
くっきー!は1976年生まれ、吉本興業所属のコメディアン及びアーティスト。ユニークな視点でアートを追求し、多岐にわたって活動を展開中です。

この個展では、松﨑陸の作品を通じて京藍染の魅力を新たな形で体験できることでしょう。そして、くっきー!とのコラボレーションによって、アートと笑いの融合を感じられる特別なひと時をお楽しみください。


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