再エネ支える合弁会社
2025-05-07 11:49:46

再生可能エネルギーを支える新たな合弁会社、HeLM Aggregation株式会社の設立

株式会社Looop、HeLM Aggregation株式会社に参画



株式会社Looop(ループ)は、再生可能エネルギーを活用した「エネルギーフリー社会の実現」を目指し、新たに設立される合弁会社、HeLM Aggregation株式会社に参画することが発表されました。この合弁会社は2025年5月に設立予定で、XMitsubishi Electric(三菱電機)とHD Renewable Energy Co., Ltd.(HDRE)との共同プロジェクトです。

この新たな合弁会社は、太陽光発電所および系統用蓄電池など、分散型エネルギーリソースのアグリゲーションを担い、効率的な電力利用やCO2削減に向けたサービスの提供に努めます。Looopは、自社の太陽光発電所や蓄電池の開発・運用経験を生かし、アグリゲーション事業を加速させることに貢献する予定です。

再生可能エネルギーの普及に向けて



Looopの目指す再生可能エネルギーの普及には、特に風力発電や太陽光発電のような発電量が天候に左右されるエネルギー源の需給バランスをコントロールすることが欠かせません。これまでLooopは、電力のPPA(Power Purchase Agreement)事業や蓄電池事業に取り組み、その実績を積み重ねてきました。ただエネルギーを供給するのではなく、利用者にとって使いやすく、安定したエネルギー供給を実現するための取り組みを強化しています。

合弁会社HeLM Aggregationの役割



HeLM Aggregation株式会社では、多様な再生可能エネルギーの活用に加え、電気自動車の充電インフラなども視野に入れ、家庭や店舗での再生可能エネルギーの利用促進を目指します。三菱電機が持つ先進的な蓄電池制御技術や電力市場でのシステム活用のノウハウを駆使し、具体的なサービスの提供が期待されています。今後、生活者に新たなエネルギーサービスを届けることも視野に入れた取り組みが進められることでしょう。

Looopの企業理念と成り立ち



Looopは、2011年4月に創業し、東日本大震災の際に太陽光発電を利用して被災地に電気を供給したことをきっかけに、エネルギーの持つ力を実感しました。この経験から、持続可能なエネルギーを世界に広めたいとの思いが芽生え、「エネルギーフリー社会の実現」を企業のビジョンに掲げています。

主力の電力小売事業『Looopでんき』は、ユーザーに太陽光発電の利益を還元する「スマートタイムONE」という料金プランを提供しています。また、発電所の販売・保守・開発や系統用蓄電池事業にも取り組みながら、エネルギーマネジメント技術の向上を目指しています。

未来のエネルギーの姿



Looopは製品やサービスの提供を通じて、再生可能エネルギーの未来を形作る役割を果たしています。特に家庭や店舗でのエネルギー利用が変わることにより、我々の生活も大きく変わるでしょう。今後、HeLM Aggregation株式会社の取り組みによって、生活者がより便利で環境に優しいエネルギーを享受できる未来が実現することを期待しています。

株式会社Looopの詳細については、公式ウェブサイトをご覧ください: Looop公式サイト

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設立日:2011年4月4日
本社所在地:東京都台東区上野3丁目24番6号 上野フロンティアタワー(受付17階)
代表者:代表取締役社長 CEO 森田卓巳
資本金:5,601百万円 ※2025年4月現在
売上高:45,591百万円 ※2024年3月期単体


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