環境への取り組みが進む埼玉のパルシステムのリサイクル活動
生活協同組合パルシステム埼玉では、環境問題への対応としてリサイクル活動の強化が進められています。2023年1月14日、水曜日に環境担当の職員が杉戸リサイクルセンターを訪れ、現地での資源回収の実態を確認しました。この視察を通じて、県内8カ所ある配送拠点における使用済み商品の包材回収についての取り組みが一層強化される予定です。
回収資材の行方を追う
パルシステム埼玉では、宅配の際に回収されるカタログや牛乳パックなどを、どのように再利用しているかを各配送拠点で確認するために、環境担当の職員が配置されています。特に、杉戸リサイクルセンターでは、宅配担当者が集めた資材がどのようにリサイクルされるかを実際に見学し、資源としての価値がどのように維持されるかを学びました。
センターでは、回収されたカタログ、紙パック、そしてプラスチックの商品袋などが圧縮され、リサイクル原料として業者へ送られています。すべての配送センターから毎日集められる資材は約450台分に及ぶとのこと。これだけの量を回収するためには、しっかりとした分別管理が求められます。
回収率の確認のため、各資材は重量を計測し、圧縮機「ベーラー」で塊に圧縮されます。毎日約70本の「ベール」が作られるため、管理は非常に重要です。特に、プラスチック資材は異物が混ざると価値が下がるため、職員は目視と手作業での確認を行いながら作業しています。
利用者の協力がカギ
配送担当者は、利用者がまとめ袋を輪ゴムでくくったり、リユース瓶を適切に梱包したりすることで、回収がスムーズに行えるよう心配りしています。しかし、これらの配慮がないまま圧縮機に入れてしまうと、機材の故障や価値の低下を招くことにもなるため、利用者への呼びかけが必要不可欠だと職員は再認識しました。
効果的な呼びかけを模索
視察後は、それぞれの立場から異物混入を防ぐための効果的な呼びかけの方法について議論しました。利用者に向けた異物混入防止のチラシ作成を検討し、また配送センターの倉庫担当者は資材回収場所に掲示する看板などで周知を図ることにしました。
利用者には回収できない資材を提出した際に、非対象であることを知らせる「回収伝票」を用意するなど、細やかな工夫も話し合われました。
持続可能な消費を目指して
2023年から環境担当職員を配置したパルシステム埼玉では、リサイクル活動の回収率向上と異物混入の低減が進んでおり、最近では月間異物混入がゼロを達成するセンターが増えているそうです。今後は、これまで以上に利用者や関係団体との連携を深め、持続可能な消費へ向けた取り組みを一層進めていきます。
生活協同組合パルシステムの情報
生活協同組合パルシステム埼玉は、埼玉県蕨市に本部を置き、組合員数は22.8万人、出資金は94.4億円、2025年3月末の総事業高は331.5億円に達すると見込まれています。また、東京連携のパルシステム全体では、組合員の総数が176.2万人を超えます。これらの活動が、地域社会や環境にどのように貢献しているのか、今後も注目が集まります。