看護師支援AI
2026-09-01 10:03:26

看護師支援AI「NURVIS」が洛和会丸太町病院で実証開始

看護師支援AI「NURVIS」が洛和会丸太町病院で実証開始



株式会社peacefulが開発した看護師向けAIエージェント「NURVIS」が、2026年8月より京都の医療法人社団洛和会の洛和会丸太町病院で実証実験をスタートしました。この取り組みは、看護師の記録業務の負担軽減だけでなく、看護の質の向上や医療の持続可能性を検証することを目的としています。

実証の概要



実証では、看護師が日常の看護業務においてNURVISを使用します。具体的には、看護記録の自動生成や看護手順、薬剤情報の確認、一日の業務のタイムライン管理など、効率的な業務支援を行います。また、経験豊富な看護師の判断やケアの過程を可視化することで、若手の看護師への知見の継承を促進し、全体の看護の質を底上げします。

NURVISの特徴



NURVISは、看護師が身につけるウェアラブルデバイスであり、骨伝導イヤホンとスマートフォンを通じて双方向のコミュニケーションを実現します。このAIエージェントは、看護師の発話や行動を基にリアルタイムで情報を提供し、必要な時に必要な情報を取り出して支援します。単なる音声入力機能を超え、看護師の「右腕」として機能することを目指しています。

実証による期待



本実証により、看護記録の効率化が期待されるだけでなく、看護における判断や観察など、経験に基づく知見の可視化にも取り組みます。これにより、看護師間のカンファレンスやチームワークの向上を図り、看護師が患者に向き合う時間を確保できる環境を構築します。また、医療の持続可能性を確保するための新たな実践方法が求められる昨今、この取り組みは重要な意義を持ちます。

背景



医療現場では看護師の業務負担が増大し、人材確保が課題となっています。優れた看護実践が個々の看護師の経験に依存する状況では、組織としてその知識を持続的に蓄積するのが難しいとされています。株式会社peacefulは、「医療を持続可能にする」という使命のもと、テクノロジーを活用して看護師の認知負荷を外部化し、知識を可視化する仕組みを構築しています。

医療現場の声



洛和会丸太町病院の担当者は、「間接業務の増加が看護師の主な課題であり、あらゆる業務の効率化が必要です」と語ります。NURVISの導入で、業務の中から看護の実践を可視化し、効率化につなげていくとともに、現場の安全性や個人情報保護への配慮を忘れず、看護の質向上を追求していく方針です。

代表者の思い



株式会社peacefulの代表である陣之内将成は、「現場の看護師が持つ豊かな経験や判断を次の世代に引き継ぐために、NURVISを利用していきたい」と語ります。看護業務の質を向上させるだけでなく、未来の看護や医療システムの在り方を築いていくための重要なステップと言えます。

企業情報



医療法人社団洛和会


  • - 所在地: 京都市中京区七本松通丸太町上ル
  • - 病床数: 一般病床 150床(HCU: 6床)
  • - URL: 洛和会丸太町病院

株式会社peaceful


  • - 所在地: 東京都練馬区
  • - 代表者: 陣之内 将成
  • - 設立: 2025年10月
  • - URL: peaceful

今回の実証により、看護業界が抱える課題に対する新しい解決策が見えてくることを期待しています。


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