AI技術と社会課題 - アルジェントテクノロジーの特別講演
株式会社アルジェントテクノロジー(以下、アルジェント)が2025年7月2日、茨城県立土浦第一高等学校で高校生を対象とした特別講演を実施しました。本講演は、同社が提供するエッジAI技術を用いた課題解決の事例を通して、次世代のリーダー育成を目指したものです。
講演の目的と背景
近年、社会の各所ではから労働力不足や技術の継承問題が深刻化しています。特に土木や農業、製造業などの重要な分野においては、この問題が顕著です。このような背景をもとに、アルジェントはAI技術を用いて各種の社会課題に挑んでいます。そして今回の講演では、AIの可能性を知識のない高校生に伝えることで、若い世代に技術の魅力を感じてもらうことが目的です。
探究学習との連携
株式会社BatonLinkが提唱する探究プログラム「高校生Angle」に基づいたこの講演では、高校生たちが身近な社会問題と向き合い、企業から提供された課題をチームで解決しようとする試みが行われました。参加者は、企業の講義を通じてAI技術を学びつつ、具体的な問題を考察し、解決策を模索します。参加した40名の高校1年生は、問題解決の過程を体験し、実践的な探究力を身につけました。
講演の内容
講演では、代表取締役社長の赤瀬太一氏が直接登壇し、エッジAIと画像認識がどのように社会問題の解決に寄与しているのかを解説しました。具体的には、画像処理技術を利用した実際のプロジェクト事例を交えながら、AI活用の重要性と可能性を熱く語りました。高校生たちは、彼の話から多くの刺激とインスピレーションを受け、自らの思考を深めることができました。
今後の取り組み
アルジェントテクノロジーは、この講演を皮切りに今後も高校生を対象としたキャリアプログラムを継続的に実施する計画です。2026年1月にはポスタープレゼンテーションを予定しており、高校生たちが自ら考えた課題解決策を発表する場が設けられます。このような活動を通じて、高校生たちに社会問題に対する興味を持ってもらい、未来のリーダーたちを育てていきます。
アルジェントテクノロジーの概要
アルジェントテクノロジーは、2016年に設立されたITサービス企業です。主な事業内容として、画像・動画認識を基盤としたAIの開発や、アプリ・Webシステムの設計・開発を行っています。クライアントのニーズに応じたカスタマイズサービスを提供し、社会に貢献する技術の普及を目指しています。
終わりに
AI技術がはらむ可能性を若い世代に伝えることは、未来の社会に向けた重要な一歩です。アルジェントテクノロジーは、今後も社会の課題解決に寄与していくための取り組みを続けていきます。