デジタル営業の革新を目指すサンワ・アイとシナジーマーケティングの取り組み
1. 導入の背景と取り組みの開始
大阪市に本社を置くシナジーマーケティング株式会社は、ねじ接合製品の製造・卸売を手がける株式会社サンワ・アイに対し、デジタルマーケティングの導入支援を行いました。サンワ・アイは、従来の展示会を中心とした新規開拓活動に限界を感じており、さらなる発展を遂げるためには新たな顧客獲得の仕組みを確立する必要がありました。その背景には、既存顧客からの売上が大半を占めていたため、新規取引先の開拓が重要な課題であったことがあります。
これまで主な新規開拓手段は展示会でしたが、展示会で得た名刺に対する営業担当者のフォロー不足が明らかになり、営業活動が属人的で非効率的であることが課題となっていました。そこで、シナジーマーケティングはサンワ・アイと協力し、デジタルマーケティングを導入し、中長期的な成果を目指して「仕組化されたマーケティング」の構築をスタートしました。
2. デジタルとアナログの融合を目指して
現在、シナジーマーケティングとサンワ・アイは、Webサイトの改善やコンテンツ制作などを行い、デジタルマーケティングの基盤を共に進めています。サンワ・アイが目指すのは、単なるデジタルツールによる営業ではなく、デジタルとアナログの融合によって「人」が持つ営業力を最大限に活用することです。デジタル化により業務を効率化することで、営業担当者はより多くの時間を顧客との関係構築に使えるようになります。これにより、営業活動がより生き生きとし、新規取引先の開拓を楽しむ環境を整備することが期待されています。
3. 伴走者としてのシナジーマーケティング
シナジーマーケティングは、単なるツールの提供にとどまらず、サンワ・アイの組織文化の変革や事業成長を長期的に支援しています。デジタルマーケティングの導入が進む中で、両社は互いに信頼関係を築きながら、持続的なビジネスの成長を狙っています。今後も、デジタル領域においてのサポートを強化し、サンワ・アイが直面する課題解決に向けた力強いパートナーとして活動していく予定です。
4. まとめ
今回の事例は、サンワ・アイがデジタルマーケティングを導入し、営業の効率化を図るとともに、顧客との関係を深める新たなアプローチを模索することの重要性を示しています。シナジーマーケティングとの共同作業を通じて、サンワ・アイは「人が輝く」営業組織を目指していくことで、より良い成果を導き出せるようになるでしょう。今後の発展に期待が寄せられます。
会社情報
所在地:東大阪市本庄西2丁目5番3号
代表取締役:熊田 隆
事業内容:ねじ接合品の製造・卸売
公式サイト
所在地:大阪市北区堂島1-6-20 住友不動産堂島ビル21F
代表取締役社長:奥平 博史
主な事業:デジタルマーケティング領域におけるクラウドシステムの提供
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