宮崎県が台湾・香港・ASEAN向けにデジタルプロモーションを開始！

宮崎県が手掛ける新たな海外プロモーション

令和6年度、宮崎県は「OTAと連携した台湾・香港・ASEAN向けデジタルプロモーション事業」を始め、海外市場へのアプローチを強化しています。この取り組みは特にコロナ後の個人旅行の増加を反映し、台湾や香港、さらにASEAN諸国をターゲットとし、様々なプロモーションを展開していく計画です。

OTAとの連携による情報発信

アクティビティジャパン株式会社は、日本旅行宮崎支店と共同でこのプロジェクトに取り組むことで、アジアの旅行者にとっての宮崎県の魅力を引き出し、デジタルプロモーションを通じて県内の観光地やアクティビティをしっかりと紹介していくことが目的です。特に、アジア圏でのOTA利用の高まりを受け、デジタル上での情報発信が重要視されています。

9月からの活動スタート

この事業は去る9月に、県内観光事業者を対象にしたインバウンドセミナーから本格化しました。ここでは、宮崎県内の体験観光コンテンツの発掘や、海外OTAを駆使した新たな観光戦略の促進に焦点を当てています。11月には、影響力のあるインフルエンサーや訪日旅行のメディアを招聘し、実際に宮崎県を訪れるFAMツアーを実施。これにより、宮崎の隠れた魅力を直接伝える機会を生み出しました。

海外向けプロモーションの本格開始

いよいよ12月からは、海外市場に向けた本格的なプロモーションがスタートします。このプロモーションでは、FIT（個人旅行者）への訴求を強化し、特に台湾、香港、ASEAN地域のカスタマーに向けて、観光情報を網羅した特集ページを設けます。これにより、アクセス情報やアクティビティ体験、宿泊施設、美食の情報を提供し、特別な体験を提案することで県の魅力を向上させていきます。

各国言語での情報提供

特集ページは、繁体字や英語、タイ語で作成され、広範な観光客層へのアプローチを実現。在住のインフルエンサーによる情報発信や、現地訪日メディアに関連するブログ記事の作成も含まれており、SNSを活用した広告配信など、多様な手法を駆使して宮崎県の魅力を多くの人々に届ける計画となっています。

地域への波及効果

さらに、アクティビティジャパンは全国各地でインバウンド向け商品の開発や導入に取り組んでおり、地域性や独自性の高い体験を観光客に提供しています。これにより、宮崎県の観光業界も活性化し、地域の経済にも良い影響を及ぼすことが期待されています。

これからの宮崎県の訪日観光

このような情報発信やプロモーション活動により、県内観光業者のOTA利用促進が進み、多くの旅行者が宮崎県を訪れる日が待ち望まれています。今後、さらに魅力的な観光スポットの開発や、地域密着型の体験提供に注力することで、宮崎県の観光消費額向上につなげていく予定です。アクティビティジャパンとKKdayグループは、今後も進化し続ける観光スタイルに合わせた取り組みを展開し、県としてのブランド価値を高めていきたいと考えています。今後の展開にご注目ください。