東急ホテルズが誇るレストランサービスコンテスト
2025年11月20日、東京のセルリアンタワー東急ホテルにて、東急ホテルズ&リゾーツ株式会社が主催する「第2回レストランサービスコンテスト決勝大会」が開かれました。このコンテストは、全国に展開する東急ホテルズのホテルに勤務するスタッフを対象に、レストランサービス技術の向上とホスピタリティを高めることを目的としています。
コンテストの背景
この試みは、既存の調理スタッフ向けの「料理コンテスト」に続くものであり、昨年からはバーテンダー向けの「カクテルコンペティション」も開始。レストランサービス分野でのスキル向上を図るために、このコンテストが設立されました。
出場者には、全国34ホテルから選出された若手スタッフが集まり、予選を経て決勝へ進出します。予選は関東と関西に分かれて行われ、勝ち抜いた6名が決勝でその技術を競いました。
競技内容と評価基準
今回の決勝では、実際のレストランシーンを想定した具体的なシチュエーションを設定。出場者は、日時や気温、食物アレルギーへの配慮、ゲストが求めるサービス内容など、様々な要素に即したサービスを提供する必要がありました。
競技は、ゲストの対応から始まり、テーブルセッティング、料理の提供、さらにはゲストが帰る際の見送りまで含まれ、全体で30分間にわたって行われました。
審査には、フランスレストラン文化振興協会の代表や、東急グループの総料理長、さらにホテルの役員などが参与し、総合的なサービス力を評価しました。
受賞者発表
厳正なる審査の末、各賞が発表されました。見事グランプリに輝いたのは、セルリアンタワー東急ホテルの古室心愛さんで、準グランプリは横浜ベイホテル東急の若月三奈さん、審査員特別賞はBELLUSTAR TOKYOの川口笑奈さんが受賞しました。また、その他3名にもファイナリスト賞が授与されました。
ホスピタリティ向上への取り組み
今回のことから、東急ホテルズは今後も料理、カクテル、サービスの各部門においてコンテストを実施することで、「食の東急ホテルズ」としての地位を確立し、さらなるサービス向上に取り組む方針です。ホスピタリティとゲスト満足度を高め、リピートにつながる素晴らしい体験を提供することを目指しています。
まとめ
「第2回レストランサービスコンテスト」は、東急ホテルズのスタッフが互いに切磋琢磨し、ホスピタリティを磨く重要な場となりました。今後もこのような取り組みを通じて、サービスの質を高めていくことでしょう。ホテル業界全体に活力をもたらすこのコンテスト、次のステップが待たれます。