地域をつなぐオンライン共創コミュニティの誕生
近年、多くの地方自治体が直面するのは、人口減少や高齢化、経済の停滞です。これを受けて、クオン株式会社とC&R社が共同で新しいオンライン共創コミュニティ「LOCAL JAPAN EXPO+」を設立しました。このプロジェクトの目的は、全国各地の自治体をつなげ、地域住民や企業との新しい関係を築くことです。具体的には、2025年に大阪で開催される万博に関連した「地域の未来をつくる自治体共創レガシー」を継承し、その成果を地域活性化に繋げていくというものです。
この「LOCAL JAPAN EXPO+」は、単独の自治体が抱える課題だけではなく、より強力な連携を持つことで共同で解決を図れる仕組みを備えています。このオンラインプラットフォームを通じて、自治体職員や地域企業、そして一般市民が参加し、共に学び、意見を交換することが可能です。地域に愛着を持つ「関係人口」を育てることを目指しており、物理的に居住者が減少しても、地域への関心を高め、訪問意欲や購買意欲を高めることを目指しています。これにより、地域の活力を維持し、さらには再生させることが可能です。
具体的な取り組み内容
「LOCAL JAPAN EXPO+」では、特に次のような機能が提供されます。まず第一に、全国の自治体、企業、生活者が相互にコミュニケーションできる「三者共創ハブ」の設置です。これにより、生活者の声を直接地域の政策に反映させる体制が整います。
さらに、AI技術を活用した「インサイトドリブン」のプラットフォームを通じて、地域課題に関するリアルなデータも収集し、住民の意見を可視化していきます。これにより、より効率的な問題解決が期待され、生活者が参加したいと思えるコミュニティづくりが実現します。また、コミュニティ内でのやり取りは安全性を重視しており、AIによるモデレーションとID管理の仕組みが設けられています。これらにより、誹謗中傷や不適切な投稿を自動で検知し、安心・安全な利用環境が確保されます。
参加自治体と今後の展開
現時点で参加している自治体には、松原市、高石市、枚方市が名を連ねており、今後さらに多くの自治体が参加予定です。また、各地域の理解を深めるために、オンラインフォーラムや生活者参加型キャンペーンの実施も予定されています。このオンライン共創コミュニティは、地域の活性化だけでなく、自治体間の情報交換や資源の共用を推進し、持続可能な地域社会の実現を目指しています。
まとめ
「LOCAL JAPAN EXPO+」は、地域の未来を描くための新たなステップです。多様な意見を集めることで、地域の挑戦が連鎖的に広がり、より豊かな社会を築くことが期待されています。地域の未来は、一つの自治体に留まらず、つながり合うことでさらに広がります。この優れたオンラインの仕組みを通じて、日本全体の地域力が向上し、新しい可能性が広がることでしょう。