地域のものづくりを感じる「おおたオープンファクトリー2024」
2024年11月30日、大田区で開催された「おおたオープンファクトリー2024」に参加した冨士ダイス株式会社。超硬合金製耐摩耗工具と金型の製造で国内トップシェアを誇る同社は、地域のものづくりの現場を直接体験できる貴重な機会を提供しました。このイベントは年に一度行われる工場見学・体験イベントで、2012年の初回からずっと継続して参加しています。
参加企業の多様性
第14回目となる今回は、東急多摩川線の武蔵新田駅や下丸子駅周辺の約20の工場が参加しました。冨士ダイスも、東京本社の1Fショールームを特別公開し、地域の方々にその技術力を直接見ていただく機会を設けました。
体験コーナーの盛況
イベント当日は100名を超える地域の方々が足を運びました。参加者は、合金サンプルの重さを実際に触って比べる「重さ比べ」や、飲料缶の製造過程を学びながら楽しむことができる「順番当てゲーム」など、家族で楽しむことができる体験コーナーを満喫していました。「近所にこんなすごい会社があるとは知らなかった」「ビールを飲むとき、冨士ダイスのことを思い出します」といった感想も寄せられ、地域の方々との良好な関係が築かれています。
身近な製品の裏側
参加者にとって、冨士ダイスの超硬合金製工具や金型が、実は自動車やアルミ缶、カメラレンズ、半導体、家電、さらにはインフラ設備に使われていることを知る良い機会となりました。このような身近な製品が、冨士ダイスの技術を支えているのです。
企業の成り立ちと産業への貢献
冨士ダイスは創業から75年を迎え、超硬合金製の工具・金型メーカーとして成長を続けてきました。国内外に生産拠点を持ち、国内トップシェアの地位を確立しています。販売は直販体制を採用し、顧客のニーズに応えるために、原料粉末の調整から焼結、機械加工、製品検査に至るまで一貫生産を行っています。この哲学が、多種多様な業界の約3,000社との取引を可能にしています。
今後の展望
冨士ダイス株式会社は、地域の方々にものづくりの楽しさや重要性を広める取り組みを今後も積極的に進めていく方針です。「おおたオープンファクトリー」のようなイベントを通じて、地域との絆を深め、新たなファンを獲得することが期待されます。これからも「超硬くて、摩耗に強い」製品を提供し、地域のものづくりを支える存在であり続けるでしょう。
詳細は
冨士ダイスの公式サイトをご覧ください。