能登の酒蔵復興の願いを込めた新たな日本酒が誕生
株式会社福光屋と鶴野酒造店が、今年も共同で醸造した2種類の限定日本酒を発表しました。この試みは、令和6年に発生した能登半島地震の影響で全壊した鶴野酒造の復興に向けた取り組みの一環であり、両蔵の成り立ちや地域への愛が込められています。
新たな限定酒「鶴と福」と「谷泉 × 加賀鳶」
出荷は2026年4月27日。この日、能登の地で救出した酵母を使用した新作が登場します。「鶴と福 2026」(720ml)と「谷泉 × 加賀鳶 2026」(1800ml)の2つの日本酒はそれぞれ、特別な製法と地域に根ざした思いを持って誕生しました。
「鶴と福 2026」の魅力
「鶴と福」は、個性的なデザインのボトルと黒色のラベルが特徴で、吉祥八角のラベルには両杜氏の名が記されています。お米の風味が引き立つ純米吟醸で、アルコール分は15度。
- - 飲み方: 冷やしても常温でも楽しめる。
- - 味わい: 華やかな香りが立ち、甘味と旨味が広がります。
- - 料理の相性: オムレツやきんぴら、チーズとの相性が良く、幅広い料理と合わせられます。
価格は2,090円(税込)で、1,000本の数量限定販売。
「谷泉 × 加賀鳶 2026」の特徴
「谷泉 × 加賀鳶」は、両蔵の代表銘柄を融合した特別な一品です。ブレンド比率は1対1で、ブルーとシルバーを基調にした透明なボトルが印象的。こちらもアルコール分は15度で、より軽やかな口当たりが楽しめます。
- - 飲み方: 冷やして楽しむのがオススメ。
- - 味わい: 花酵母を使用し、滑らかで調和の取れた味わい。
- - 料理の相性: 新鮮な海鮮やサラダ、カプレーゼなど、軽やかな料理と良く合います。
こちらの価格は3,300円(税込)で、数量は865本の限定となっています。
地域との絆が生んだ日本酒
鶴野酒造は1789年に創立され、能登の自然と文化に深く根ざした酒作りを行っています。一方、福光屋は1625年から続く長い歴史を持ち、契約栽培米と自社の仕込み水を用いた純米酒にこだわっています。
共同醸造の背景
この共同プロジェクトは、石川県工業試験場や石川県立大学との協力のもとで進行しました。倒壊した酒蔵から救出した酵母を2年かけて厳選した結果、復興の願いを込めた日本酒が生まれました。
今回の日本酒はいずれも能登の酒蔵の復興を支援したいという思いを強く持った方々、さらには日本酒初心者やファンたちに向けられています。両酒蔵のような強い絆と地域愛を感じながら、新たな日本酒をぜひ味わってみてください。