上智大学と板橋区の連携
2026-06-15 12:26:11

上智大学と板橋区教育委員会が共同で日本語教育支援プロジェクトを始動

上智大学と板橋区教育委員会が結ぶ連携の意義



2026年6月12日、上智大学と板橋区教育委員会は、教育施策の充実と学術研究の発展を目指した事業連携協定を結びました。この取り組みは、「ソフィアにほんごプロジェクト」と名付けられ、外国につながる子どもたちへの日本語教育支援を目的としています。このプロジェクトでは、大学、自治体、学校が一体となり、効果的な教育モデルの構築を目指しています。

グローバル化が進む中での課題



近年、世界的なグローバル化の波により、日本語が母語でない子どもたちが増えてきています。これは日本国内でも同様で、特に板橋区では外国につながる児童やその保護者の増加が見られ、日本語支援や多文化理解の重要性が高まっています。こうした背景から、上智大学が率いる「ソフィアにほんごプロジェクト」が登場しました。

プロジェクトの詳細



このプロジェクトのリーダーである上智大学短期大学部の宮﨑幸江教授は、過去40年にわたり神奈川県秦野市で日本語教育支援に関与してきた実績があり、その知見を活かしながらプロジェクトを進めます。大学生が日本語学習のサポートを行い、それに基づいて日本語教育の実践とモデル化が進められる予定です。

板橋区での具体的な取り組み



同協定に基づいて、外国につながる子どもへの支援に興味を持つ学生たちは、板橋区立の小学校において授業の中でサポートを行います。具体的には日本語理解を助けるだけでなく、他の教科の学習も支援することが求められます。2026年度には試行的に活動が始まり、春学期と秋学期のそれぞれにキーパーソンとなる学生たちが関わります。個別の児童に応じた支援が行われ、支援の質を担保するためには教員の指導や振り返りも重要な役割として設けられています。

今後の展望



来年度以降は、今年度の実践に基づき、支援体制の拡充を図る予定で、「大学主導・地域連携型支援モデル(ソフィアモデル)」の確立を目指しています。活動の成果はシンポジウムなどを通じて広く発信し、地域社会とのつながりを深めていく考えです。また、協働する早稲田大学とともに、一般の方々を対象とした公開講座も開講し、研究と実践の視点から外国につながる子どもたちについての理解を深める機会を設けます。

学長のコメント



上智大学の杉村美紀学長は、この協定締結に際して次のように述べています。「学校での学習支援や地域との連携ができることを嬉しく思っています。この活動が多文化共生を推進する貴重な学びの機会となるよう、学生たちと共に真摯に取り組んでいきます。」

この連携による新たな取り組みが、多文化共生の地域づくりに寄与することを期待したいです。


画像1

関連リンク

サードペディア百科事典: 板橋区 日本語教育 上智大学

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。