全国高校生政策甲子園 西日本地区予選大会の開催
2025年7月27日、京都府議会旧議場にて「第三回全国高校生政策甲子園」の西日本地区予選大会が行われます。主催は、公益社団法人日本青年会議所(日本JC)です。このイベントは、全国の高校生を対象に、設定されたテーマに基づいて政策を立案し、実際に政府に届ける機会を提供するというものです。高校生の政治への関心を高め、社会問題について考える力を育むことが目的です。
高校生政策甲子園とは
全国高校生政策甲子園は、2023年からスタートした事業で、主権者教育を推進しています。これは、国民が自らの意思で政治や社会に参加し、民主主義の担い手となるための知識や態度を育むものです。特に、18歳から選挙権が引き下げられた現在、主権者教育の重要性は増しています。
今年の大会の詳細
今年の大会では、2つの部門があります。一つは、設定テーマ部門「未来の日本を創造する!持続可能なデジタル政策!」、もう一つは自由設定部門「あなたは総理大臣!地域の社会課題と明るい未来!」です。それぞれの部門から合計20チームが参加し、決勝大会出場権を争います。
大会のタイムスケジュール
大会は9時45分から15時05分まで開催され、受付はそれぞれ9時00分と12時30分から始まります。各チームは5分間の政策発表を行い、その後、質疑応答が行われます。最終的には、その日の審査によって上位3チームが決勝大会への進出が決まります。
参加チームの紹介
今年の大会には、以下のようなチームが参加します。
設定テーマ部門
- - 岐阜県立岐阜高等学校:農業機械のシェアリングプラットフォームに関する政策
- - 京都市立堀川高等学校:未来へつなぐ「ミライハブ」構想
- - 大阪つくば開成高等学校:ハイブリッドスクーリング制度
- - 山陽学園高等学校:田園OSを使ったデジタル農業革命
自由設定部門
- - 京都府立嵯峨野高等学校:観光業と観光地の共生
- - 大阪府立鳳高等学校:エレクション・エデュケーション・レボリューション
- - 愛媛県立松山南高等学校:地域密着型保育改革
決勝大会のスケジュール
決勝大会は2025年8月25日に国会議事堂で開催される予定です。ここでは、参加者による生演説と国民投票を用いて優勝チームが決まります。インターネット投票も取り入れられ、有利な結果を得るために広範な支持が求められます。
お問い合わせ・関連情報
当大会に関する詳しい情報やお問い合わせは、日本青年会議所 国家グループ主権者意識向上委員会までお願いします。メールでの問い合わせも受け付けています。
この政策甲子園を通じて、多くの高校生が日本の未来に貢献できることを期待しています。若者たちが真剣に議論し、新しい形の政治を創造していく姿は、私たちの社会にとって大きな力となるでしょう。