プロジェクトマネジメント研修
2025-12-30 00:06:32

岡山大学がプロジェクトマネジメント基礎研修を実施、教職員のスキル向上を図る

岡山大学が実施したプロジェクトマネジメント基礎研修



岡山大学は2025年11月15日、津島キャンパスの本部棟にて「プロジェクトマネジメント基礎研修」第3回目を開催しました。この研修は、大学経営に必要な能力を備えた人材を育成するためのもので、多くの教職員が参加しました。世界的なプロジェクトマネジメント協会であるPMI日本支部の協力を得て、参加者は基礎的なプロジェクトマネジメントの知識を深めました。

研修には、副部局長や技術職員、事務職員など、多様なバックグラウンドを持つ参加者が集まり、講義だけでなくグループワークも実施されました。講師にはPMI日本支部から派遣された石塚幸夫リーダーや鳥本明男サブリーダーが登壇し、専門的なスキルを直接学ぶ貴重な機会を提供しました。

リスク管理の重要性



研修の初めには、参加者が前回の内容を振り返り、プロジェクトに関わるリスクを可視化するための「リスク管理台帳」の作成方法を学びました。グループで「岡山大学Visionシンポジウム」をテーマに、発生しうるリスクを想定し、対策を考えるという実践的な演習にも取り組みました。この過程を通じて、参加者はチーム内での情報共有の重要性を再認識した様子でした。

課題管理と変更管理のスキルを学ぶ



次に、参加者はプロジェクトの課題管理に焦点をあて、「課題管理台帳」の作成を行いました。さまざまな課題を認識し、それに対する対策を考えることで、受講者はプロジェクトの進行をスムーズにするための方法論を学びました。また、プロジェクトへの変更管理や終了に関する知識も得ることができました。

このように、実践的な講義を通して、参加者からは「プロジェクトを進行させるうえでのスケジュール管理の重要性を理解しました」という声や、「教職員と協力して課題を解決する楽しさを実感できました」といったポジティブなフィードバックが多く寄せられました。

研修の総括と今後の展望



最終的には、各グループの代表が自分たちの学びや気づきを発表し合い、それぞれが得た知識を今後の業務にどう生かすかを共有しました。また、実施を担当した三村由香里理事と佐藤法仁副理事からは、全3回の研修を無事に終了したことへの感謝と、今後も教職員のスキル向上に向けた取り組みを進めることが発表されました。修了者にはPMI日本支部からオープンバッジが授与される予定です。

岡山大学は今後も、地域中核・特色ある研究大学として、教職員の育成に注力し、大学運営に積極的に関与できる人材の育成を推進していく方針です。研修を通じて得たスキルやネットワークを活かし、岡山大学のさらなる変革と進化に寄与するよう、期待されています。

このプロジェクトマネジメント基礎研修は、「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)」の一環として実施され、大学が持続的に発展していくための重要な施策となっています。今後もさまざまな研修プログラムを通じて、教職員同士の連携を強めながら、岡山大学の研究と教育の質を向上させる活動が行われる予定です。


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