新劇団『サイエンスフィクション眼鏡』の誕生
須藤元気が新たに劇団『サイエンスフィクション眼鏡』を立ち上げることが明らかになりました。この劇団は2025年9月に東京都港区の赤坂πTokyoで旗揚げ公演を予定しており、今からその活動に注目が集まっています。
劇団発足の背景
須藤元気は、K-1プロデューサーとして知られるだけでなく、ダンスパフォーマンスユニット『WORLD ORDER』のリーダーや、さまざまなキャリアを持つ多才なアーティストです。その彼が「面白いものを作り、日本を活性化しよう」と呼びかけ、今回の劇団立ち上げを決心しました。
一緒に物作りを進めるのは劇作家で演出家のえのもとぐりむ。彼もまた、須藤の呼びかけに賛同し、劇団の立ち上げに参加することを即断したとのことです。この二人のコラボレーションによって、どのような演劇が生み出されるのか、とても楽しみです。
劇団の理念
劇団の名前である『サイエンスフィクション眼鏡』は、現実は一つではないという考え方に基づいています。人はそれぞれ異なる「眼鏡(フィルター)」を通して世界を見ていますが、その眼鏡は時に偏見や思い込みで曇ってしまいがちです。この劇団は、そうした曇ったフィルターをかけた人間の本質を描き出し、眼鏡を外したときに広がる非日常の世界を観客に提供します。さらに、舞台は普段の生活からの一時的な非日常を味わう場として、人々に新たな視点を提供することを目指しています。
観客との対話
『サイエンスフィクション眼鏡』は、サイエンスフィクションという非現実的な要素を取り入れながら、「もし世界を別の眼鏡で見たらどうなるか?」という問いを観客に投げかけます。このアプローチは単なるエンターテイメントに留まらず、観客自身の意識にも揺さぶりをかける重要な要素です。舞台を通じて、人々の「意識の眼鏡」を問い直し、さまざまな可能性を映し出すことができる劇団として、注目されることでしょう。
今後の計画
旗揚げ公演は2025年12月上旬に予定されています。須藤元気とえのもとぐりむが手掛けるこの新劇団が、どのような作品を創り出し、どのようなメッセージを届けるのか、ますます期待が高まっています。公演情報はX(旧Twitter)でも発信されており、興味のある方はぜひチェックしてみてください。新たな劇団の誕生とその活動に、皆で熱い視線を送りましょう。