デジタルグリーンテク
2025-02-21 14:23:20

2027年に上智大学理工学部に新設されるデジタルグリーンテクノロジー学科とは

上智大学理工学部、新設のデジタルグリーンテクノロジー学科について



上智大学は、持続可能な社会を実現するための新たな教育の場として、2027年4月に理工学部に「デジタルグリーンテクノロジー学科」を設立する計画を発表しました。この新学科は、生成AIやデータサイエンスといった最先端のデジタル技術を活用し、グリーントランスフォーメーション(GX)を推進する人材を育成することを目的としています。

新学科の特徴



1. データサイエンスと工学の融合



この新学科では、データサイエンスやデジタル技術を中心に、電気、機械、生物、化学といった他の理工学分野と複合的な学びを提供します。これにより、学生はエンジニアリングに必要な知識を体系的に学び、従来の枠組みを超えた新しい価値を創造する力を養うことができます。

2. 英語による国際的な授業



全ての授業、試験、レポート、研究指導は英語で行われるため、国際社会での活躍に向けた準備が整います。上智大学では既に英語教育の実績があり、新学科でもその経験を生かして、グローバルな視野を持つエンジニアを育成します。

3. 実践的な課題解決能力の育成



企業や自治体との連携によるプロジェクト型学習やインターンシップを通じて、実社会での課題解決に役立つ実践的な能力をデータ駆動型のアプローチで学びます。また、卒業研究を必修科目として設定し、学生自身が問題を設定し解決する力を育てます。

4. 文理融合の教育環境



全学部が同一キャンパスに集まる特性を生かし、文系・理系の枠を超えた自由な学びの場を提供します。AI関連の講義では様々な分野の教員が参加し、社会におけるAIの影響を論じる機会があります。

学長からのメッセージ



上智大学の学長、曄道佳明氏は「地球の未来に希望はあるか。もしそれが見えなければ、我々自身で創り出せばよい」と述べ、この新学科の意義を強調します。彼は、GXを実現するためには従来の技術とデータサイエンスを融合させることが重要であるとしています。

この学科の開設に伴い、学生たちは世界中の仲間とともに、持続可能な社会を目指す知識と技術を習得し、新たなイノベーションを探求する次世代のリーダーとして成長していくことでしょう。

大学情報



  • - 名称: 理工学部デジタルグリーンテクノロジー学科(仮称)
  • - 入学定員: 50名(約半数は留学生を予定)
  • - 収容定員: 200名
  • - 教員数: 10名
  • - 授与する学位: 学士(工学)
  • - 開設時期: 2027年4月
  • - 設置場所: 上智大学 四谷キャンパス

このように、上智大学は世界基準の理工教育を通じて、未来の課題解決に寄与する人材を育成し、持続可能な社会の実現を目指します。


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