新橋・虎ノ門エリアで進化を遂げるサステナブルフード
新橋・虎ノ門の飲食店で新たな食文化を築くプロジェクト「TORANOMON JUST RIGHT NEW FOOD」の第3弾が、2023年9月29日から始まります。この取り組みは、独立行政法人UR都市機構、Sustainable Food Asia株式会社、株式会社リバネス、グー・チョキ・パートナーズ株式会社が手を組み、地元飲食店の12店舗でサステナブルな食材を使用したオリジナルメニューを提供するというものです。
このプロジェクトは、食を通じて社会の課題に向き合うというビジョンのもとに立ち上げられました。昨年も開催されたこのイベントですが、今年はマッチングイベントを経て、参加店舗数が昨年の7軒から12軒に拡大し、さらには提供期間も延長されています。
食を通じた持続可能性への挑戦
UR都市機構による「Foodα(フーダ)」という枠組みが、新橋・虎ノ門地域の飲食店やスタートアップ企業をつなぎ、イノベーションを生み出していくことを目指しています。新たに開発されたメニューは、単なる美味しい料理にとどまらず、環境への配慮や健康維持を考えたもので、持続可能な食材の認知度を向上させるための重要な役割を果たします。
ここで提供される料理は、地球にも体にも優しいというコンセプトのもとに作られており、参加する全12店舗が各々の特徴を活かしたオンリーワンのメニューを提供します。
具体的なメニューのラインナップ
ここで、各店舗のコラボメニューをご紹介します。
1.
Cassolo: 静岡県産煎茶を使ったスフレチーズケーキ。地域の食材とサステナブルなアプローチの融合。
2.
EL TRAGON: スペイン産の塩鱈をブニュエロ風に調理。
3.
CRAFT BEER MARKET 虎ノ門店: 特製クラフトビールを使用したパン。
4.
レイヨン・ドゥ・ソレイユ: 沖縄産のキビまる豚を使ったフランクフルト。
5.
鯨の胃袋 西新橋本店: スパイシーな鯨肉フムス。
6.
Come Back: フルーツトマトのコンポートを甘酒でアレンジしたスイーツ。
7.
罪無き麻婆豆腐: 特製麻婆豆腐御膳。
8.
GOOD MORNING CAFE&GRILL: 豆腐を使用したワッフルとアイス。
9.
新正堂: あま酒粕を使用した羊羹。
10.
Sustainable Food Lab: 栄養満点のスムージー。
11.
Spice and Vegetable 夢民: 酒粕を使ったグリーンカレー。
12.
SIGNAL: もっちりとした黒蜜きなこアイス。
これらのメニューはいずれも、使用する食材の出所や特長を明らかにし、食に対する意識を高めるよう工夫されています。また、地元の企業とのコラボレーションにより、食材の持続可能な利用を推進しています。
地域の未来を見据えた取り組み
このような取り組みを通じて、地元の飲食店やスタートアップ企業は、より多くの消費者にサステナブルな食文化の重要性を伝え、共有できる場を築いていきます。そして、食の持続性を考慮した美味しいメニューの提供が、地域社会における食の未来を切り拓く一助となることでしょう。
もし興味のある方は、ぜひ多彩なメニューを楽しみに新橋・虎ノ門エリアへ訪れてみてください。サステナブルフードの新たな形に触れられることでしょう。