柴犬印のまんじゅうが楽しめる杉並饅頭本舗がオープン

昭和レトロなまんじゅうカフェが杉並に登場

東京都杉並区の和泉通り商店会に、12月13日（金）に新たにオープンするまんじゅうカフェ「杉並饅頭本舗」。このカフェでは、昭和レトロな機械で焼きあげられる「杉並まんじゅう」をはじめとする、様々な和菓子が楽しめます。店内にはカフェ「小町茶屋」が併設され、焼きたてのまんじゅうを味わいながらくつろげる空間となっています。

杉並まんじゅうの魅力

「杉並まんじゅう」は、小さな柴犬の焼き印がついた丸っこい形が特徴。カステラ風の生地で、白あんを優しく包み込んで焼き上げられています。このまんじゅうは、福岡県の「城野鉄工所」製の古い製菓機を用いて作られており、レトロな機械音が心地よい雰囲気を演出しています。また、昭和初期のレシピを参考に、懐かしさを感じさせる風味に仕上げられており、幅広い世代に愛されるおいしさが魅力です。

さらに、まんじゅうは焼きたてはもちろん、冷めても美味しさが持続します。手頃な価格で提供される1個80円（税込）には、心温まる幸せが詰まっています。焼き印には店名のほか、柴犬の顔柄とお尻柄があり、いずれもイラストレーターの村田夏佳さんによってデザインされています。

店主の経歴と想い

店主の佐藤恒志氏は、意外な経歴を持つ人物です。警視庁に勤務しながら、外務省に出向していた経験もある彼は、アフガニスタン大使館やイスタンブール総領事館に勤務。その中で、日本の優れた文化を再認識し、嗜好品であるお菓子を通じて幸せを広めることを考えました。彼の想いは、古き日本の技術と製品によって、皆に笑顔を届けたいというものです。

小町茶屋での美味しいひととき

「小町茶屋」では、杉並まんじゅう以外にも、トルコで出会った「トルコチャイ」や「リモナタ」、オーガニック紅茶など、様々なドリンクが用意されています。どれも一杯400円（税込）～で楽しむことができるので、スイーツとの組み合わせを楽しむのもおすすめです。

さらに、「まんじゅうプリンアラモード」（800円）など、デザートメニューも充実。まんじゅうと共に味わうことで、より一層の幸せを感じることができるでしょう。

これからの展望

今後は、抹茶風味の生地を使用したオリジナル商品の販売を予定しているとのこと。お子様からお年寄りまで、幅広い世代に愛される杉並まんじゅうと共に、新たな名物を作り上げていくことを目指しています。

店内には、杉並まんじゅうや柴犬「小町」がデザインされたオリジナルタオルやポストカードも販売しています。愛犬家の店主の好意で、愛犬と一緒にくつろげるスペースも用意されているため、大切なペットとの時間を楽しむこともできます。