『第四回AIアートグランプリ』開催決定
近年、AIの進化が目覚ましく、特に作画や作曲といった芸術の分野でもその影響が顕在化しています。人間とAIが共存する未来へ向けた新たな試みとして、来たる2025年に『第四回AIアートグランプリ』が開催されることが正式に発表されました。本大会では、参加者がAIを活用し、自らの創造力を最大限に引き出したアート作品を広く募集します。
このグランプリは、2023年と2024年に相次いで開催され、メディアからの注目を集めてきましたが、今回の開催に向けて、アーティストがAIを利用しやすいようにフォーマットを刷新しました。これは、アートの表現手段としてのAI活用を促進することを目的としており、AIを用いたアーティスト育成にも力を入れます。
開催の背景と目的
「生成AIは世界を席巻している」と語るのは、審査委員長の河口洋一郎氏。東京大学の名誉教授であり、メディアアーティストである彼は、日本の文化や芸術、歴史、先端技術をAIが連携することで新しい創造性が生まれると信じています。激変する時代において、AIを活用して自身を高める機会を捉え、新たなクリエイティブな世界に挑戦することが求められています。
今回のグランプリでは、特に静止画部門が新設され、アーティストはさらに広い表現の場を手に入れることができます。これにより、さまざまなジャンルの作品が集まることに期待が寄せられています。
審査員の紹介
審査員は河口洋一郎氏を筆頭に、弁護士の柿沼太一氏やアーティストのせきぐちあいみ氏など、多様な専門家が名を連ねています。これにより、さまざまな視点から作品が審査されることとなり、参加者はその評価を通じて新たな発見や成長の機会を得ることでしょう。
スケジュールと応募要項
今後のスケジュールは以下の通りです。
- - 2025年5月:応募要項を発表予定。
- - 2025年8~9月:作品エントリー受付。
- - 2025年10月:一次審査の結果発表。
- - 2025年11月8日(土)11時:ベルサール秋葉原・地下1階で最終審査会を実施します。
最終審査会は「AIフェスティバル 2025 Powered by THIRDWAVE」の会場で行われ、参加者の作品を観る貴重な機会となるでしょう。詳細については、公式ウェブサイトや公式X(旧Twitter)アカウントで発表されますので、随時チェックしてみてください。
主催者情報
本イベントはAIアートグランプリ実行委員会が主催し、株式会社サードウェーブが共催しています。また、一般財団法人デジタルコンテンツ協会やASIAGRAPH CG Art Galleryが後援しています。このように、多くの団体が協力し合い、質の高いアートコンペティションを実現するために尽力しています。
公式ウェブサイト:
AIアートグランプリ
公式Xアカウント:
@aiartgrandprix
流行のAI技術を駆使したアートに挑戦する皆さんの参加を心よりお待ちしております!
お問い合わせ
ご質問がある場合は、下記の連絡先までお気軽にお問い合わせください。
- - メール: inquiry@aiartgrandprix.com
- - 実行委員会事務局運営:株式会社ゼルペム