災害支援協定
2025-10-22 10:03:48

東京都品川区と株式会社ハミングバードが災害時支援協定を締結!

東京都品川区と株式会社ハミングバードが災害時支援協定を締結



2023年、株式会社ハミングバードと東京都品川区が新たに『災害時等における無人航空機を活用した支援業務等に関する協定』を締結しました。この協定は、ドローンスクール東京を運営するハミングバードが、専門知識と技術力を駆使して災害発生時に迅速な支援を行うことを目的としています。

品川区の特徴



品川区は、交通の要衝として知られ、住宅地と商業地が密集し、東京湾に面した臨海部を抱えています。その一方で、低地に位置するエリアや埋立地には水害や液状化のリスクが伴い、また市街地の密集度から大規模災害時には地上からの調査が困難になる恐れもあります。こうした多様な特性を有する品川区では、ドローンが重要な役割を果たすのです。

ドローンの役割


  • - 状況把握:ドローンは、地上の交通が難しい状況でも被害の全体像を把握可能です。上空から迅速に状況を確認することで、素早い対応が可能になります。
  • - 臨海部・低地の監視:水害が発生した際には、危険なエリアに立ち入ることなく、リアルタイムで状況監視が行えるため、迅速な情報収集が可能です。
  • - 避難誘導支援:避難経路の安全確認や孤立した避難者の位置特定を上空からすることで、誘導支援が行えます。

協定の具体的な協力内容



ハミングバードはこの協定を通じて、品川区の指示に従い以下の支援を実施します。これは被害状況調査や、測量調査、映像等の報告、さらには避難者域の誘導に至るまで多岐にわたります。

主な支援業務一覧


  • - 被害状況調査:無人航空機を使って区内の被害を調査し、災害発生後の初動対応や被害の全貌把握を行います。
  • - 測量調査:復旧計画のための基礎データを収集するための調査も行います。
  • - 映像報告:調査で得られた映像や情報を提供することで、迅速かつ正確な意思決定を支援します。
  • - 避難者誘導:無人航空機を利用して、避難者の安全な誘導を行い、人命救助や二次被害を防ぎます。

「防災航空隊はちどり」の設立



この協定の締結を受け、2024年には「防災航空隊はちどり」が発足します。これはドローンスクール東京のインストラクターと経験豊富な卒業生で構成された組織で、災害時に特化した訓練を定期的に行い、専門知識を身につけたメンバーで構成されています。大規模災害が発生した際には、その専門知識と経験を活かして迅速に対応する体制が整います。これまでにも複数の自治体で防災訓練に参加し、実績を積み上げています。

まとめ



株式会社ハミングバードは、最先端ドローン技術を駆使し、地域社会の防災に貢献するための活動を続けています。地域住民の安全を第一に考え、今後もさらなる発展が期待されるこの取り組みについて、私たちも注目していきたいと思います。


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