練馬区の四季の香ローズガーデン 342品種のバラが彩る春の訪れ

昨年5月、四季の香ローズガーデンには5万人以上の訪問者がありました。今年もその期間がやってきます。練馬区立のこの美しいガーデンでは、342品種のバラが見ごろを迎え、5月中旬からは一年で最も華やかな季節が訪れます。

本園では、第一園芸株式会社と西部緑化が共同で運営を行っており、特に今年は新たに加えられた5品種を含む多様なバラが楽しめます。例年に無く特徴的な美しさを展開するこのバラ園で、花々の魅力を存分に堪能してほしいと思います。

見事に咲き誇る各種バラたち

春の日差しを受けて、これまで冬の間に蓄えたエネルギーを一気に放出するかのように、342品種のバラが次々と開花します。「香りのローズガーデン」と「色彩のローズガーデン」の2つのエリアがあり、異なる香りや色合いのバラを楽しむことができます。香りのローズガーデンは、ダマスクやスパイシーといった6種類の香りごとに分けられており、特に香りに優れたバラが揃っています。

一方で、色彩のローズガーデンは、赤、青、ピンク、黄色、アプリコット、白など、カラフルなバラが配列されています。色の美しさと同時に、香りや花の形もさまざまな表情を持っており、訪れる人々を楽しませてくれます。

特別なイベントも見逃せない

そんな華やかな季節に合わせて、「2025ローズガーデンフェスティバル」が開催されます。5月1日から6月1日までの期間中は、開園時間が1時間延長され、土日祝日には様々なお店が出店するガーデンマルシェや人気のキッチンカーも登場します。また、フラショーやガーデンツアーも行われ、第一園芸のガーデナーがバラの香りについて解説しながら園内を案内してくれます。これらのイベントは全て無料で参加できるため、ぜひ家族や友人と一緒に訪れてみてください。