有田焼の魅力を子どもたちへ
最近、食器の選び方に変化が訪れています。子どもに向けたプラスチック製の安価な食器が一般的だった時代から、今、注目されるのは「本物の器」。そんな中、株式会社元林がクラウドファンディングプラットフォームCAMPFIREで新たな挑戦を始めました。子どもたちに優しい、有田焼の強化磁器製食器『Nico Plate』の紹介とその背景に迫ります。
プロジェクトの背景
株式会社元林は、食事の時間をより価値あるものにすべく、有田焼の伝統技術と現代的アプローチを融合させ、「子どもに優しい、本物の器を育てる」プロジェクトを始動しました。
このプロジェクトの根底には、子どもたちが将来大人になった時に、食文化への理解が薄れないよう、さらには美しい日本の良さを後世に残したいという思いがあります。有田町に拠点を置く株式会社匠との共同挑戦で、強化磁器の特性を活かした子ども用食器を製作しました。
Nico Plateの特徴
『Nico Plate』にはいくつかの工夫が施されています。
1. すくいやすい形状
器の縁が内側にかぶさり、底部に傾斜を持たせることで、スプーンで食べる際に食材が集まりやすくなっています。この形状により、食事を自分から楽しむ子どもたちの姿が想像できます。
2. 割れにくく、優れた収納性
強化磁器を採用し、一般的な磁器の約3倍の強度を持つため、破損しにくいです。また、特別な形状でも収納性が考慮されており、すっきりと整頓できるよう工夫されています。
3. 電子レンジ・食洗機対応
加熱や食器洗浄機での使用も問題ありません。酸やアルカリに強く、変色や変質しないため、衛生的に使用できます。
4. 大人になっても使えるデザイン
色とデザインは、成長に合わせて長く使えることを意識し、また家庭の食卓に自然となじむものが選ばれています。
5. 使用しやすいサイズ
小サイズは離乳食、そして大サイズは自分で食べ始める子どもにぴったり。いずれのサイズも、日常の食事の楽しさを引き出します。
クラウドファンディング情報
このプロジェクトは、2025年5月20日から6月20日までの間、目標金額50万円を掲げ、支援を募ります。完成した『Nico Plate』は、支援者の元へお届けします。
プロジェクトページは
CAMPFIREです。
まとめ
『Nico Plate』は、ただの食器以上の意味を持っています。それは、食育の始まりであり、大切な「食べる時間」を彩るものです。子どもたちに本物の器を通じて、食文化を受け継ぐ手助けをするこのプロジェクトに、ぜひご支援いただければと思います。日本の伝統を守り、次世代に繋げるこの試みに、あなたも参加しませんか?