「beakx」が受賞
2025-10-08 16:18:20

奥村印刷の革新パッケージ「beakx」がJAPAN PACK AWARDS 2025で最優秀賞を受賞

奥村印刷の新製品「beakx」が快挙!



2025年10月7日から10日まで東京ビッグサイトで開催された「JAPAN PACK 2025」において、奥村印刷株式会社が誇る新製品「beakx(ビークス)」が包装資材関連カテゴリーで見事に最優秀賞を受賞しました。この革新的なパッケージは、単なる容器ではなく、生活インフラの一部として機能することを目指しています。

「beakx」とは?



「beakx」は、特許を取得した技術「折り紙食器beak」を応用した製品です。従来のパッケージにミシン目と折り曲げ用のスジを施すことで、箱から皿へと変わる画期的な機能を持っています。実際の受賞では、特に以下の評価ポイントが高く評価されました。

唯一無二の技術革新



「beakx」は、紙の反発力を利用したロック機構が特長です。この技術により、糊やハサミが不要でありながら、頑丈で安定した皿を簡単に作ることができます。これにより、誰でも容易に扱うことができるのです。

環境への配慮



SDGs(持続可能な開発目標)や防災対策にも貢献しています。このパッケージは、食器が不足する災害時にも対応可能で、「食品+皿」として機能します。洗い物が必要ないので、水資源の節約にもつながります。また、原料にはFSC森林認証紙が使用され、クリーンルームでの100%再生エネルギーによる製造が行われています。

新市場の創造



「beakx」は、市場での新しい価値を提供しています。他に類似するものがない独自性を持ち、従来の包装材の枠を越えた高付加価値性を実現しています。これにより、包装デザインの常識を覆す新しい提案ができたと言えるでしょう。

開発の背景と今後の展望



開発を進めた奥村印刷の取締役常務執行役員、山田秀生氏は、「この受賞を機に、国内外の食品メーカーや防災関連企業との連携を強化し、『beakx』の普及とグローバル展開を目指す」と語ります。

この製品は、消費者の利便性や企業の環境意識にマッチしたものとなっており、未来の包装の在り方を変えていく可能性を秘めています。

展示会情報



「JAPAN PACK 2025」の詳細は以下の通りです。
  • - 会期: 2025年10月7日(火)〜10月10日(金)
  • - 会場: 東京ビッグサイト(国際展示場)
  • - ブース番号: 東7ホール 7-122

この受賞を契機に、避難所で使用される食器や緊急時の食事に寄与する「beakx」の注目が集まりそうです。今後の展開に、ぜひご注目ください。

奥村印刷株式会社について



1947年設立の奥村印刷株式会社は、商業印刷からパッケージ、ディスプレイ、イベントまで幅広い事業を展開しています。最近では、クリーンルームでの製造も行い、革新的な製品開発に注力しています。


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