ユナイテッドアローズがグローバルECサイトを開設、海外市場へ本格展開

ユナイテッドアローズが新たに「グローバルオンライン」を開設

株式会社ユナイテッドアローズが、2025年9月2日に自社の越境ECサイト「ユナイテッドアローズグローバルオンライン」を正式にオープンしました。このサイトは、同社の中期経営計画である「UA MULTI戦略：グローバル拡大」の一環であり、海外顧客との接点を増やすことを目的としています。

多様なブランドを展開

UAグローバルオンラインでは、ユナイテッドアローズをはじめ、BEAUTY&YOUTH UNITED ARROWS、UNITED ARROWS green label relaxingなどの主要ブランドとともに、「DRAWER」、「ROKU」、「AEWEN MATOPH」など、合計約30のブランドを取り揃えています。このプラットフォームでは、顧客が簡単にショッピングを楽しめるよう、言語や通貨、決済方法が各国のニーズに合わせてローカライズされています。

ショッピング体験の向上

ユナイテッドアローズは、海外の顧客に対してより快適でパーソナライズされたショッピング体験を提供することを目指しています。サイト内では、ブランド紹介や各ブランドアイテムの詳細情報が定期的に発信され、最新のトレンドと情報を提供しています。

グローバルな事業展開

ユナイテッドアローズは、海外事業のさらなる拡大に向けて大きな一歩を踏み出しています。2032年を目標に掲げる同社の長期ビジョン「美しい会社ユナイテッドアローズ」のもと、台湾、中国、タイ、シンガポールなどでの店舗展開に加えて、越境ECの進展にも力を入れています。台湾での新規出店や、2024年がターゲットのバンコクおよびシンガポールへの初出店を予定。さらに、中国本土では上海、北京、杭州でポップアップストアを開催しており、2025年1月には初の直営店舗を上海で開設します。

伝統と最新の融合

EC領域にも注力しており、台湾の自社ECサイトや、中国のECモール「天猫国際」に続いて、2024年11月には「TABAYA United Arrows」を開設予定。このサイトでは、日本の伝統的な和文化を取り入れた商品を展開し、国際的な顧客に向けて新たな価値を提供しています。

まとめ

ユナイテッドアローズの新たな取り組みは、日本のファッションを海外に広める上での鍵となるでしょう。グローバルな展開によって、海を越えた多くのお客様に自身のスタイルを楽しんでもらう機会が増えることでしょう。今後の展開に期待が寄せられています。公式ウェブサイトを通じて、最新情報やアイテムのチェックをお忘れなく。

ユナイテッドアローズグローバルオンラインでは、海外のお客様向けのサービスを提供しています。日本国内からのアクセスや購入はできないため、注意が必要です。