自然エネルギーが育む新たなライフスタイル
東京都新宿区に本社を置くハチドリソーラー株式会社(代表取締役社長:池田将太)は、石川県金沢市のラクラス株式会社(代表取締役社長:折高行弘)との共同プロジェクト「Re Earth casita Premium」を完成させました。この賃貸住宅は、太陽光発電と蓄電池を採用し、入居者において最大約80%もの電気代削減を実現します。環境に優しい暮らしの実現を目指すこの住宅は、リモートを活用したエコライフを希望する人々に新たな選択肢を提供します。
「Re Earth casita Premium」の誕生背景
ハチドリソーラーとラクラスは2021年から業務提携を開始し、環境に配慮した賃貸住宅の開発に向けて取り組んできました。最初の成果として、太陽光発電を活用した「Re Earth casita YOKAICHI」が誕生し、環境デザインにおける評価も高まりました。
最近完成した「Re Earth casita Premium」は、災害対応機能も備えた設計で、太陽光による電力自給を目指します。特に、2024年に発生した能登半島地震の教訓を生かしたデザインが特長です。
「Re Earth casita Premium」の特長
太陽光発電と蓄電池でのエコライフ
「Re Earth casita Premium」では、賃貸でありながら太陽光発電および蓄電池を設置しており、入居者は電気代を気にせず自然エネルギーを最大限に活用できます。
電気代の大幅削減
日中に生成された電力を蓄電池に貯蓄し、夜間にも利用可能なため、家庭の電気代を大幅にカット。例えば、月間400kWh使用する家庭では、自家消費率が80%になり、電力会社からの電力購入量を20%まで抑えられます。
災害に対する備え
非常時には、蓄電池に蓄えた電力を利用することが可能で、停電時でも安心して生活できます。これにより、入居者に長期的な安心感を提供します。
売電収入で家賃もお得に
月間の電力使用量を上回る自家発電があった場合、余剰電力を売電可能で、実質的な家賃の割引として還元されます。経済的なメリットを享受できます。
今後の展望
ハチドリソーラーとラクラスはともに、カーボンニュートラル社会の構築を目指しながら、家庭向けに温室効果ガス削減目標の達成に寄与するための住環境の普及を推進しています。今後は、電気自動車(EV)充電設備を備えた賃貸住宅の展開も予定しています。
コメント
ラクラスの代表取締役、折高行弘氏は言います。「前回のプロジェクトの成功をさらに深化させ、自然エネルギー100%の生活を実現したい。」また、代表の池田将太氏は、「全国的に可能性を広げつつ、持続可能な暮らしを提供するために、新たな技術の開発に取り組む」と力強く語ります。
企業情報
ラクラス株式会社はリノベーションや新築など、地域密着型の住宅設計を行う工務店です。一方、ハチドリソーラーは初期費用0円で設置可能な住宅用太陽光発電事業を展開しており、全国での拡大を進めています。この2社の協力により、持続可能な未来が開かれていくことでしょう。