多摩動物公園のユキヒョウ「コボ」の移動について
多摩動物公園(園長 渡部浩文)は、ユキヒョウの「コボ」(オス)を旭川市の旭山動物園へ移動させることを発表しました。この移動は2026年2月12日を予定しており、動物の健康状況により変更の可能性もあります。
ユキヒョウ「コボ」のプロフィール
- - 名前: コボ
- - 性別: オス
- - 年齢: 12歳
- - 出生日: 2013年6月29日(アシニボイン動物園、カナダ生まれ)
- - 多摩動物公園来園日: 2015年12月17日
コボは長い間、多摩動物公園の中心的な存在であり、その可愛らしい姿は来園者に愛されています。今回の移動は、ユキヒョウの繁殖を目指すための特別なプロジェクトの一環として行われます。このプロジェクトは、日本動物園水族館協会の生物多様性委員会が策定したユキヒョウ管理計画に基づいています。
移動の背景
多摩動物公園は、飼育する動物の繁殖において相互協力を行う方針を持っています。ユキヒョウは珍しい動物であるため、一般的に繁殖数は少なく、動物園同士での新しいペア形成が求められています。これにより、より強い遺伝子を持つ世代が生まれることを期待しています。
「ブリーディングローン」とは、繁殖を目的とした動物の貸借契約のことを指し、今回もコボは新たな繁殖を果たすために旭川の動物園に旅立ちます。
コボの飼育状況
現在、多摩動物公園では、コボを含む計3頭のユキヒョウが飼育されています(オス1頭、メス2頭)。日本国内では8つの動物園で合計18頭のユキヒョウが飼育されており、その中にはオス7頭、メス11頭が含まれています。ユキヒョウは関心が高い動物ゆえに、管理や繁殖が重要視されています。
知っておきたいユキヒョウの情報
ユキヒョウ(学名: Uncia uncia)は、大型の食肉目ネコ科に属し、体長は約100~150センチメートルに達します。主に中央アジアの山岳地帯に生息し、高度2,700~6,000メートルの寒冷な地域で生きる特異な生物です。彼らは基本的に夜行性で、日中は隠れていることが多いです。特に冬の間はエサを求めて低い場所へ降りてくることがあります。
ユキヒョウの繁殖には妊娠期間が90~103日と短く、通常は2~3頭の子供を出産します。環境が変わることで新しい繁殖が行われることが期待されていることから、コボの移動は今後のユキヒョウの生態系にも影響を与える一大イベントとなるでしょう。
今回の移動に関して、更なる詳細や変更がある場合は、多摩動物公園の公式ホームページで随時更新される予定です。興味のある方は、ぜひチェックしてください。
お問い合わせ先
多摩動物公園の情報や変更点に関しては、以下の連絡先までお問い合わせください:
- - 電話: 042-591-1611(代表)
- - メール: tama_kouhou(at)tzps.or.jp
動物たちの未来にとっての新しい一歩を、私たちも見守っていきたいと思います。