GLOBIS 学び放題が新たに投入する「AIビジネスアセスメント」
株式会社グロービスが提供する定額制の動画学習サービス「GLOBIS 学び放題」が、新たに法人向けに「AIビジネスアセスメント」を導入しました。このアセスメントは、幅広い業界のビジネスパーソンに必要なAI関連の知識やスキルを総合的に測定することを目的としています。
AIスキルが求められる理由とは?
近年、AI技術が急速に発展する中で、ビジネス環境にも大きな変化が訪れています。この背景には、AIを活用する能力の習得が多くのビジネスパーソンにとって緊急の課題であるという現実があります。グロービスが行った調査では、20代から50代のビジネスパーソンの多くが「今後5年間で重要性が増すスキル」として「データ・IT・AI関連」をあげています。
ただ業務効率化のみならず、AIを自社製品やサービスに組み込むことで新たな価値の創出を図る数字化トランスフォーメーション(DX)が求められています。そのためにも、AIの基本的な仕組みやプロジェクト管理に関する知識を社員全体が理解することが必要です。
学びの定着を図るGLOBISの新機能
多くのeラーニングプログラムでは、インプット中心になりがちですが、受講者の理解度を測ることが難しいという課題があります。「GLOBIS 学び放題」では、2023年からアセスメント機能を導入し、AIビジネスアセスメントを含むさまざまなコンテンツが提供されています。
その結果、受講者は知識の定着度を測ることができ、自分自身の学習課題を見つけることが可能になります。
新たなアセスメントの特徴
「AIビジネスアセスメント」は、次の5つの分野で構成されています。
- - AI用語
- - AIの歴史
- - AIのコンプライアンス、リスク、ガバナンス
- - AIプロジェクト
- - 機械学習、ディープラーニング
全24問から成り、受講者のAIビジネス関連の知識を総合的に計測します。このアセスメントは、「GLOBIS 学び放題」の法人会員として加入している企業が追加料金なしで利用可能です。
今後の展望
グロービスは引き続き、ビジネスにおけるAI活用を推進する新機能の開発やコンテンツの拡充を進めていく意向を示しています。すでに『AI・テクノベート』カテゴリーには約400コースが存在し、さまざまな学習スタイルに対応できる幅広いコンテンツが用意されています。また、具体的なスキルセットを学べるコースも通じて、受講者がAIを効果的に活用できる人材として育成されることを目指しています。
「GLOBIS 学び放題」の導入により、企業は自社の社員に対し、AIリテラシーの強化を図り、ビジネスの現場で即戦力となる人材を育成できる機会を得ることができるのです。今後のグロービスの取り組みに、ますます期待が高まります。