第21回「児童教育実践についての研究助成」応募受付開始のお知らせ
公益財団法人 博報堂教育財団が、第21回「児童教育実践についての研究助成」の応募を2025年7月1日から受け付けることをお知らせします。この助成金は「ことばの力」を育むための研究や、児童教育実践の質を向上させる研究を対象にしています。
助成の目的
この助成プログラムの主な目的は、大学や研究機関、教育現場における優れた研究を支援し、児童教育の質を向上させることにあります。特に、教育に新しい視点をもたらす研究成果が実践に反映されることが期待されています。
対象となる研究内容
1. 「ことばの力」を育む研究
- - 国語・日本語教育に関する各種研究
- - あらゆる学びの場における言葉の教育に関する研究
2. 児童教育実践の質向上に関する研究
- - 様々な教育現場における教育実践の改善を目的とした研究
対象は主に小・中学生ですが、児童教育に関して明確な関係がある場合は、幼児教育や高校生に関する研究も受け付けます。
応募資格について
応募資格は次のいずれかに該当する方に限ります。
- - 日本の教育機関に所属する教育実践者(例:教諭や特別支援教育の支援者など)
- - 日本の大学や公的研究機関に所属する研究者(例:准教授や大学院生)
なお、応募者は日本国内に居住し、所属機関も日本国内のものでなければなりません。年齢や国籍、職務の種類は問わず、学生の場合は修士号以上が求められます。個人研究、およびグループでの研究も可能で、グループの場合は全員が応募資格を満たしている必要があります。また、応募に際しては、必ず所属長または指導教官からの推薦が必要です。
助成金額
助成金は以下のように設定されています:
- - 1年間の助成:最大200万円
- - 2年間の助成:最大300万円
応募スケジュール
- - 応募受付期間:2025年7月1日~10月27日
- - 採否通知:2026年2月下旬
- - 助成期間:2026年4月1日から1年または2年まで
博報堂教育財団について
博報堂教育財団は1970年に設立され、児童に対する国語教育と特別な支援を必要とする方々への教育を助成し、さらにはその活動に関する調査研究を行うことで健全な人間形成に貢献しています。財団は、優れた教育実践活動を称える「博報賞」や、さまざまな教育関連の助成プログラムを通じて「子ども・ことば・教育」に関する多彩な活動を展開しています。
詳細は
こちらの公式ホームページをご覧ください。
お問い合わせ先
公益財団法人 博報堂教育財団 研究助成事業担当
電話:03-6206-6266