世代を超えた交流！奉優会風船バレー大会の成功を報告

風船バレー大会がもたらした笑顔と健康

2025年8月5日、東京都渋谷区にある「つばめの里・本町東」にて、社会福祉法人奉優会が主催した「第1回圧倒的！風船バレー大会」が開催されました。このイベントは、特別養護老人ホームに入居している高齢者を対象としたもので、近年その健康維持やQOL向上に寄与する活動として風船バレーが再注目されています。

風船バレーの魅力

風船バレーは、全ての参加者が椅子または車いすに座ったままで行うことができるため、運動能力や体力に自信のない方でも安心して楽しむことができます。転倒リスクが低く、自然に身体を動かせるこのレクリエーションは、心身機能の維持や認知機能の刺激、さらには社会的交流やコミュニケーションの促進に役立ちます。

開催概要

この大会では、事前に行われた地区大会での勝者たちが集まり、熱戦を繰り広げました。参加者は笑顔を浮かべながら会場へ足を運び、期待感にあふれた雰囲気を楽しみました。特に、近隣の保育園から参加した園児たちが元気よく会場に登場する場面では、世代を超えた心温まる交流が伺えました。

大会の様子

試合が始まると、会場の熱気は最高潮に。もちろん、風船を追いかける姿は真剣そのもので、得点が入るたびに歓声と拍手が巻き起こります。予想外の行動や思わぬ得点に驚く声があがり、笑い声が飛び交う会場は、まさに一体感に満ちていました。この日は、参加者全員がタッグを組んで楽しんでいる姿が印象的でした。

リラックスタイムと表彰式

試合の間には、参加者全員で飲み物やおやつを楽しむシンプルで心温まる交流の時間も設けられました。試合が終了すると、トロフィーやお米、花などの賞品が贈呈され、さらには「応援すごいで賞」といったユニークな表彰も行われ、会場が笑顔に包まれました。これは、ただ競技するという枠を超え、施設間のつながりや世代間交流を深める素晴らしい機会となりました。

今後の展望

奉優会は、この大会を基に今後も定期的な風船バレー大会の開催を目指しています。より多くの高齢者が参加できるようにイベント運営体制を充実させ、地域を越えた交流の場とすることを plan しています。運動機会が少ない高齢者にも優しいこの風船バレーが、今後は法人全体のモデルケースとして広がっていくことでしょう。