コクーが浜松に新拠点を開設し地域のDX支援を強化

コクーが浜松に新たなオフィスを開設

コクー株式会社は、2025年4月1日に静岡県浜松市に「浜松オフィス」を新設しました。この拠点は、コクーにとって初の東海エリアでの拠点であり、地方創生を目指す活動の一環として位置づけられています。過去に大阪、福岡、富山に続く新たな拠点となり、地域の人財育成やデジタル化を推進するための拠点です。

開設の背景

静岡県は、少子化による人口減少や若年層の転出に悩んでいます。特に、進学や就職を理由に若年層が県外に流出する問題が深刻です。このため、県ではICT企業などを誘致し、戻りたくなる環境を整備しつつ、魅力的な雇用の創出に力を入れています。

浜松市では、製造業の強みを活かして地域産業を支えるため、DX（デジタルトランスフォーメーション）を加速させる取り組みが進行中です。コクーはこれらの活動に寄与し、浜松市内でDX人財を育成し、地元企業のデジタル化を支援します。また、柔軟で多様な働き方を提供し、地域の就业機会を拡大することで人材流出を抑制し、地域活性化を図ります。

浜松オフィスの概要

- 所在地: 〒430-8654 静岡県浜松市中央区田町322-7 アゴラ浜松1F

このオフィスは、コクーが掲げる「デジタルの力でダイバーシティ＆インクルージョンがあたりまえの社会を創る」ことを目的としています。具体的には、特に女性の活躍を推進するために「EXCEL女子」「VBA女子」などのプログラムを提供し、未経験者をデジタルスキルを持つ人財に育てます。

地域の期待

コクーの浜松オフィスに対する期待も高まっています。静岡県や浜松市の行政からは、若者と女性の雇用機会の拡大や地域の魅力向上につながるとの利が寄せられています。特に産業部長や地域振興課のコンタクトからは、DX人財の育成と地域企業のデジタル化推進が浜松の製造業の高値化に寄与するとの期待が表明されています。

DX人財育成の重要性

コクーは、「場所を選ばずイキイキと働ける社会」を目指し、地域で根付いた人財育成を志向しています。地元の若者にデジタルスキルを身につけさせることにより、地域企業のDXを加速させ、持続可能な発展を促進します。これにより、地元の雇用状況を改善し、給与格差の解消を目指しています。

コクーの長期経営計画「VISION 2030」では、地方拠点を30拠点設け、地域における人手不足の問題を一緒に解決することが掲げられています。浜松オフィスはその計画に従い、地域のニーズに応じた支援を進める重要な拠点となります。

静岡県と浜松市の魅力を再発見

浜松市は、製造業に強みを持つ地域でありながら、温暖な気候や豊かな自然に恵まれています。また移住希望地ランキングで全国1位を獲得するなど、居住地としても高い人気を誇ります。これらの優位性は、コクーの新設した拠点にとっても新たな挑戦の場となり、地域社会と連携していく中でさらなる発展を期待されることでしょう。

今後、コクーは浜松オフィスを起点に地方創生の応援を続け、社会のDX化に貢献していくことを約束します。