小澤太一写真展「回」開幕!
2025年10月2日、東京都港区に位置するキヤノン S タワーの1階に設置されたキヤノンギャラリー Sにて、写真家・小澤太一の新しい写真展「回」が開催されます。この展示では、彼が2024年に北海道で撮影した作品を中心に、長年の海外での経験を経て日本の魅力を再発見した結果を伝えます。
展示概要
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開催期間: 2025年10月2日(木)~11月10日(月)
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開館時間: 10:00~17:30
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休館日: 日曜日・祝日
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会場: キヤノン S タワー1階 キヤノンギャラリー S
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アクセス: JR品川駅港南口より徒歩約8分、京浜急行品川駅より徒歩約10分
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入場料: 無料
魅力的な北海道の最果ての地をモノクロで表現し、静謐さと美しさを兼ね備えた作品が展示される本展では、訪れた人々に迫力ある自然の変遷や命の響きを感じさせることでしょう。
作品の特徴
小澤氏は長年外国での撮影を専門としていましたが、コロナ禍を契機に新たな地を探索し始めました。そして訪れた北海道の最果て、ここには荒々しくも美しい自然が広がっています。彼の撮影スタイルは、特にモノクロプリントにこだわり、その魅力を最大限に引き出すものです。
2024年、彼は約200日間を北海道で過ごし、自然の移り変わりや命の循環、そして地域の歴史的背景に触れながら、数々の作品を創り出しました。
小澤太一の思い
小澤氏は、「コロナ禍をきっかけに被写体を失ったところから、この地で新たな発見をしました」と語っています。彼は無垢で何もない環境の中で、自然と向かい合いながら、数多くの生と死の瞬間を見つめ続けてきました。また、アイヌ文化や北海道の深い歴史にも触れ、その土地に根付いた文化の奥深さに気付くことになります。
「加伊」という言葉にも触れ、この言葉が「この地に生まれた者」を意味することを知ることで、彼は北海道の人々の思いをも感じながらシャッターを切ります。 数々の思惑と物語が交差する風景を背に、彼は日本にも多くの魅力的な地域があると再認識したのです。
トークイベントについて
展示期間中の毎土曜日には、トークイベントが開催されるとのこと。キヤノン S タワー3階ホール Sで行われるこのイベントは申込制で、定員は150名。一般の方も楽しめる内容が用意されています。また、ギャラリー内でのトークイベントは事前申し込み不要です。
小澤太一の視点から発信される写真展「回」。この貴重な機会をお見逃しなく、ぜひ足をお運びください!
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