Qosmoが生み出す生成AIの新時代：体験とビジュアルデザインの革新

Qosmoが生み出す生成AIの新時代

株式会社Qosmoは、AI技術をアートやデザインに取り入れ、これまで多くのプロジェクトを展開してきました。新たに、生成AIを活用した二つのサービス、「LLM Experience Design」と「AI Visual Design」を発表し、ビジネスやアートの領域における新たな体験を提供する試みが始まりました。この2つのサービスは、特に企業のクリエイティビティを高める手助けとして位置づけられています。

生成AIがもたらす体験の革新「LLM Experience Design」

「LLM Experience Design」では、主に大規模言語モデル（LLM）を基盤としたソリューションを展開しています。ここでは、最新のAI技術を活用して、ミュージアムや商業施設向けのインタラクティブな体験設計を行います。これにより、訪れる人々に新鮮な体験を提供し、コミュニケーションを可能にするデジタルサイネージなどの実装も行っています。

過去の実績としては、日本科学未来館での「AIと語る宇宙」展示や、外資系コンサルティング企業のショールームのデジタルサイネージなどがあります。これにより、AIを通じて新しいアイデアや体験を創出することが可能となります。
この新しい方法論は、企業が効率化だけでなく、創造性を活かすためのツールとしても利用できることを目指しています。企業向けのワークショップでは、LLMを活用したユニークなブレインストーミングツールを用い、アイデア創出をサポートしています。

AIと人の共創によるビジュアルデザイン「AI Visual Design」

一方、「AI Visual Design」では、人間とAIの共創によるビジュアル表現の新しい可能性を探ります。グラフィックデザインや広告制作、インタラクティブコンテンツの開発を通じて、AIを活用した新しい表現方法を提案します。
音楽イベント向けの映像制作や、伝統工芸品のためのデザインツール開発にも取り組んでおり、様々な分野での応用が期待されています。これまでの蓄積されたノウハウを基に、アーティストやクリエイターが持つビジュアル表現の幅を拡げる仕事を行っています。

Qosmoのビジョン

Qosmoは、「アートとテクノロジーを通じて人類の創造性を拡張する」というビジョンのもと、2009年の設立以来、アーティスト、研究者、プログラマ、デザイナーといった多様なメンバーで構成されています。彼らの目標は、AIツールを用いることでより多くの人々に創造的な活動を促し、新たな価値の創出をサポートすることです。
今後もQosmoは、生成AIを活用した企業や団体とのパートナーシップを築き、戦略から実装まで一貫したサポートを提供し続けます。AI技術の進展による創造性の拡張を追求し、多様な業種での共創を進めていく展望を描いています。