水素の未来体験
2025-10-14 11:10:43

トヨタとBMWが水素の未来を体験する『BMW×TOYOTA H2 DAYS』開催レポート

トヨタとBMWの共演、未来を感じる『BMW×TOYOTA H2 DAYS』



2025年10月4日と5日、トヨタ自動車(トヨタ)とビー・エム・ダブリュー(BMW)が共同で開催したイベント『BMW×TOYOTA H2 DAYS』が話題を呼びました。このイベントは、水素社会の実現に向けた取り組みを体験し、FCEV(燃料電池自動車)を通じて新たなライフスタイルの可能性を探ることを目的としています。二社は2011年から続く環境技術における協力関係を基に、水素の持つ可能性を一般に広めていきます。

ダイナミックな試乗体験とトークショー



このイベントでは“Double the Excitement”をテーマに、参加者はトヨタとBMWのFCEVを実際に体感できる特別試乗体験が用意されていました。特に注目されたのは、FCEVの試乗中に立ち寄った「TOKYO H2 HUB」での水素充填体験です。ここでは、水素の利用方法や、トヨタの新しい取り組みについて学びつつ、水素焙煎コーヒーの試飲も行われました。これにより、参加者は水素に対する理解を深めることができました。さらに、水素グリラーを使った特別メニューの販売や、親子で参加できる燃料電池ミニカー教室も用意され、参加者が水素エネルギーをより身近に感じることができるイベントとなりました。

スペシャルトークショーの盛況



イベントの初日には、トヨタとBMWの開発責任者によるスペシャルトークショーが開催されました。ここでは、FCEVの開発が持つ意義や、水素エネルギー社会の実現に向けた二社のビジョンが語られました。トヨタのクラウン・MIRAIチーフエンジニア清水龍太郎氏は、カーボンニュートラルの重要性や水素エネルギーの社会的意義について説明。BMWからは、FCEVの量産モデルとなるBMW iX5についての進捗が発表されました。両社が共に協力していることで、FCEV技術の開発が迅速化され、より魅力的な商品が市場に送り出せる可能性が高まります。

親子で楽しむ燃料電池ミニカー教室



二日目には、トヨタの技術者が指導する燃料電池ミニカー教室が行われました。このワークショップでは、子どもたちが自ら「水素で走るミニカー」を組み立て、実際に動かす体験を通じて水素と燃料電池の仕組みを学びました。参加した子どもたちは、自分たちの手でミニカーを走らせることに興奮し、また実物のFCEVに触れることで、未来のエネルギー技術を体感できる貴重な機会となりました。

未来の水素社会に向けて



『BMW×TOYOTA H2 DAYS』は、水素エネルギーに対する理解を深めるだけでなく、トヨタとBMWの共通のビジョン、すなわち水素社会の実現に向けた確かな一歩を印象づけるイベントでした。各プログラムを通じて、多くの参加者が水素の可能性に感銘を受け、この新しいエネルギーの未来を感じることができたことでしょう。これからもこのようなイベントを通じて、水素社会の実現に向けた議論が広がっていくことを期待したいと思います。


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