東京で人と自然が融合する新プロジェクト
東京・池尻に誕生するサードプレイス「ART FARM IKEJIRI」は、屋上農園としての役割を持ち、人々が農業体験を通じて自然とつながる場を提供します。これにより都市生活者が農的なライフスタイルを学び、自身の心と身体に良い影響を与えることを目指しています。また、神戸市では「米と味噌」プロジェクトが始まり、有機米事業者とマイクロファーマーが協力し、食の価値を見直す活動に挑んでいます。両プロジェクトは、国内最大級のクラウドファンディングを通じて支援を募集中です。
プロジェクトの背景
近年、食料自給率の低下や気候変動といった問題により、農業と食に対する関心が高まっています。「ART FARM IKEJIRI」は、東京の屋上で人と自然が共存する文化を育むことで、これらの課題に対処しようとしています。また、「米と味噌」プロジェクトは、地域の農業の持続可能性を重視し、経済や社会の価値観の転換を図っています。
ART FARM IKEJIRIの魅力
「ART FARM IKEJIRI」は、旧世田谷区池尻中学校の跡地を利用した複合施設「HOME/WORK VILLAGE」の屋上に位置しています。この場所では、シェアファームとして他の参加者との収穫物をシェアしたり、プロのガーデナーによる281種の栽培指導を受けたりできます。2025年にはグランドオープンを計画しており、地域コミュニティとも連携し、さまざまなイベントやワークショップが行われる予定です。
米と味噌プロジェクトの展望
一方、神戸の「米と味噌」プロジェクトでは、持続可能な有機米や味噌作りに挑戦し、地域のマイクロファーマーたちと協力する取り組みが進められています。このプロジェクトでは、参加者が実際に米や大豆の栽培体験を通じて、農業に対する理解を深めることを重視しています。スローガン「Respect the Roots, Grow the New Future」に基づき、新たな価値観の育成を目指します。
両プロジェクトへ参加する方法
どちらのプロジェクトもクラウドファンディングを通じて支援を求めています。
- - ART FARM IKEJIRI: 日本全国で屋上農園モデルを広めることを目指しており、目標金額は350万円。
-
クラウドファンディングページはこちら
- - 米と味噌プロジェクト: 地元農家との連携を強化し、食の価値を再認識するためのプロジェクトで、目標金額は200万円。
-
クラウドファンディングページはこちら
都市と農村を結ぶ新たな試みが、私たちの生活にどのような変化をもたらすのか、ぜひ注目していただきたいと思います。人々が自然とつながることができる新しいサードプレイスと食の価値を再発見する挑戦が、今、始まっているのです。