アミューズが切り開く新しいオーディションの現場
総合エンターテインメント企業、株式会社アミューズは、時代の変化に応じた新しいオーディションシステム「AUDITIONIST」を公開しました。このシステムは、LINEとの連携によって選考プロセスの効率化を図るもので、国内で初の試みとなります。特に、最近の若者が好むSNSを活用することで、より身近にオーディションに参加できる環境を整えることを目的としています。
AUDITIONISTの誕生
従来のオーディションは、メールを介して行われることが一般的でした。しかし、アミューズの新人開発部門では、メールを使わない若い世代の増加に注目し、彼らが日常的に利用するLINEを活用したオーディション管理システムの開発に着手しました。「AUDITIONIST」は、その結果として生まれたシステムです。清水邦夫氏は、このシステムにおける最大の特徴として、LINEでのコミュニケーションが完結することを挙げています。
効率的な選考プロセス
このシステムは複数ユーザーが同時にアクセスできるため、選考プロセスをオンラインでスムーズに進行できるのが特長です。既に「AMUSE Audition 2025-26」や「Brightオーディション2025」、小学館の「ちゃおガールオーディション」などでも使用されており、エンターテインメント業界での反響を呼んでいます。実際に、AUDITIONISTを利用した参加者の方々からも、大変好評を得ています。
未来ボックスとの連携
2022年にアミューズグループに加入した株式会社未来ボックスは、エンターテインメント分野でのデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進しています。志賀雄太氏は、アミューズとの連携によって、「エンタメ業務のニーズを正確に把握でき、多くの業界関係者に貢献できる未来を目指す」と熱い想いを語ります。
現場の負担軽減
清水氏は、オーディション管理システムの開発により、「新人開発やアーティストマネージメントなど、現場の方々が本来の業務に専念できる環境を整備することができます」と、DX推進への意欲を語っています。これは、業界全体にとっても大きな意義を持つことになるでしょう。
さらなる展開
今後もアミューズは、AUDITIONISTを通して、より多くの才能を発見し育てるための取り組みを続けていくことでしょう。詳細については、アミューズのオフィシャルサイトや「TOPICS記事/アミューズ人」で紹介されていますので、ぜひチェックしてみてください。
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