電通ランウェイ、子育てとキャリア両立の新制度を導入へ!
株式会社電通ランウェイは、2025年1月から「キャリアと子育ての両立サポート制度」をトライアル導入することを発表しました。この制度は、特に子育て中の社員が抱える業務の負担や心理的なストレスを軽減し、柔軟に働ける環境を提供します。これにより、社員は仕事と育児を両立しながら、キャリアを途切れさせることなく継続できるようになります。
新制度の概要
新たに導入されるサポート制度では、従来の勤務スタイルに新たに4つの時短勤務パターンが加わります。これにより、社員は自身の生活スタイルや状況に合わせて勤務形態を自由に選ぶことが可能です。従来の制度では、時短勤務と通常勤務に対し、年間給与において約39%の差があったのに対し、新制度ではその差が大幅に縮まる見込みです。
新たな選択肢
- - タイプA: 6時間勤務+割増見合手当10時間
- - タイプB: 7時間勤務+割増見合手当10時間
このシステムにより、社員それぞれがより快適に働けるように改善されていきます。
子育てサポート担当者の設置
本制度にはさらに「子育てサポート担当者」の任命が含まれており、急な育児関連の事態にもスムーズに対応できる環境が整えられています。サポート担当者は、子育て中の社員と同じスキルを持つことが求められ、子育てサポート手当が支給される仕組みになっています。これにより、突発的な状況にも柔軟に対応できる体制が整うことが期待されています。
本制度導入の背景
現代の日本では、少子化が進む一方で、子育てを取り巻く環境は依然として厳しい状況です。特に子育て世代である20〜40代の社員からは、「育児と仕事の両立が難しい」という声が多く上がっています。このことからも、当社はこの制度の必要性が高いと判断し、自社での導入を進めることにしました。
経営陣の考え
人事部長の衛藤美穂は、「子育て中の社員が安心して働ける環境を整えることで、各々が最大限のパフォーマンスを発揮できることを目指しています。この制度を通じて、全ての社員が仕事と子育てを両立できる体制を整えていきたい」と述べています。また、社員の意見を反映しながら、今後も新たな制度形成に取り組んでいく意向を表明しました。
電通ランウェイについて
電通ランウェイは、2019年に設立され、メディアコミュニケーションとブランドエクスペリエンスにおいて業務を展開する総合広告会社です。独自のエージェンシーとしてブランドの成長を支援し、新たな価値を創出することに力を入れています。
新たな制度を通じ、電通ランウェイは今後も社員が快適に働ける職場環境の整備に努め、柔軟な働き方の実現を目指します。