水中ドローンフォーラム
2025-10-07 17:38:26

水中ドローンフォーラム2025が秋葉原で盛大に開催された様子

水中ドローンフォーラム2025が秋葉原で開催



2025年10月3日、日本水中ドローン協会が主催する「水中ドローンフォーラム2025 ― 水中ドローンと社会実装の未来 ―」が秋葉原UDX GALLERYで行われました。今回のフォーラムには、150名以上の参加者が集まり、水中ドローンの社会実装に向けた活発な意見交換がなされました。

フォーラムの様子


フォーラムは、政府機関や学術機関からの豪華なスピーカーによる講演でスタートしました。日本水中ドローン協会の代表理事である小林康宏氏の挨拶から始まり、国土交通省の竹内智仁氏が「海における次世代モビリティ」に関する取り組みを紹介。京都大学の村岡俊季氏や九州工業大学の石井和男氏、マリンオープンイノベーション機構の渡邉眞一郎氏など、各界の専門家が登壇し、数々の貴重な意見や最新の研究結果が披露されました。

特に、内閣府の金子忠利氏や日本エレクトロニクスショー協会の鹿野清氏、ドローン操縦士協会の吉野次郎氏など、政府や業界を代表する方々が集まったことから、幅広い視点での議論が行われました。参加者たちは、今後の水中ドローン技術の発展に向けた具体的な道筋を探る姿勢が見受けられました。

最新技術の展示


また、会場ロビーにはいくつかの協賛企業が最新の水中ドローンや関連機器を展示。株式会社ジュンテクノサービス、JOHNAN株式会社、株式会社東京久栄、ミサゴ株式会社、株式会社スペースワンの5社がブースを出展し、訪れた来場者はその技術に興味津々で、熱心に質問や撮影を行うなど、活気にあふれる様子が印象的でした。当日は最新の水中ドローン機体や水上スライダー、撮影機器などが並び、技術の進展を実感できる場となりました。

懇親会での交流


フォーラムが終了した後、懇親会が開催されました。この懇親会では登壇者や参加者、企業、自治体の関係者が交流を深める機会が設けられました。業界を超えたネットワーキングが活発に行われ、各協賛企業によるショートプレゼンテーションも行われました。現状の取り組みや今後の共同研究に向けての具体的な呼びかけがあり、参加者間の理解がより深まる機会となったようです。

日本水中ドローン協会の取り組み


懇親会の中で小林代表理事は、「日本では水中ドローンに関する関心が高まっており、官・学・民を問わない協力が進むことで、より良い社会実装が実現する」との見解を述べました。水中ドローン技術はインフラ保全や水産業、海洋研究など、様々な分野に利用できるポテンシャルがあります。

このフォーラムは、2025年の未来に向けて水中ドローンがどのように社会実装されていくのか、重要な道標となるイベントだったと言えるでしょう。今後も、この技術が広がっていくことを期待します。

一般社団法人 日本水中ドローン協会について


一般社団法人 日本水中ドローン協会は、2019年に設立され、全国2,000名を超える会員をもつ組織です。水中ドローンにおける安全運用や調査研究を進め、社会における実装を目指したプラットフォームの構築を進めています。今後も多様な分野の協力を受けながら、活動を続ける予定です。


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