東京都内の住宅着工状況:令和7年12月と第4四半期の統計分析

東京都内の住宅着工状況の分析



東京都の住宅政策本部から、令和7年12月及び第4四半期の新設住宅着工に関する詳細な統計が発表されました。このデータは、今後の住宅市場の動向を理解する上で非常に重要です。

令和7年12月の状況



12月の新設住宅着工戸数は9,746戸に達し、前年同月比で10.3%増加しています。この増加は、持家、貸家、分譲住宅のすべてのカテゴリーに共通して見られ、特に持家は29%の増加を記録しました。

利用関係別の分析


  • - 持家: 1,289戸(前年同月比29.0%増、9か月連続の増加)
  • - 貸家: 4,939戸(前年同月比12.7%増、3か月連続の増加)
  • - 分譲住宅: 3,448戸(前年同月比0.4%増、2か月連続の増加)

しかし、マンションの着工数は1,901戸で、前年同月比で4.8%減少しており、注意が必要です。一戸建ては1,508戸で、前年同月比9.0%の増加を見せています。

地域別の状況


地域別の動向を見てみると、都心3区(千代田区、中央区、港区)の着工数は364戸で、前年同月比27.8%の減少。一方、都心10区全体では1,708戸と23.8%の減少が見られます。対照的に、市部では2,553戸が着工され、これは前年同月比70.9%の大幅な増加です。

令和7年第4四半期の動向



続いて、令和7年第4四半期のデータを見てみましょう。この期間における住宅の新設着工戸数は30,610戸で、前年同期と比較すると3.9%の増加となっています。持家、貸家はそれぞれ増加しましたが、分譲住宅は減少しました。

利用関係別の詳細


  • - 持家: 3,546戸(前年同期比3.7%増、3期連続の増加)
  • - 貸家: 16,368戸(前年同期比10.4%増、3期連続の増加)
  • - 分譲住宅: 10,505戸(前年同期比5.0%減、3期連続の減少)

特に、マンションは5,903戸で前年同期比12.7%減、一戸建ては4,436戸で6.4%の増加を見せています。

地域別の着工状況


また、都心3区では931戸と前年同期比41.1%減少、都心10区全体でも6,035戸で13.9%の減少が確認されています。市部では7,816戸の着工があり、前年より42.1%の増加です。

令和7年の全体的な動向


令和7年度の新設住宅着工戸数は122,130戸でしたが、前年比で0.8%減少しています。持家と分譲住宅は減少傾向にあるものの、貸家は2.9%増加しています。この状況は、今後も注視する必要があります。

利用関係別年度合計


  • - 持家: 12,882戸(前年比2.8%減、4年連続の減少)
  • - 貸家: 67,356戸(前年比2.9%増、3年振りの増加)
  • - 分譲住宅: 41,209戸(前年比5.9%減、6年連続の減少)

まとめ



東京都内の新設住宅着工動向は、持家や貸家の増加を示しており、市部での見られる大幅な増加が全体のデータを押し上げています。一方、都心部の減少は今後の不動産市況にも影響を与える可能性があるため、注意深く見守りましょう。

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