賃貸家賃動向
2025-05-27 13:56:48

2025年4月の全国主要都市における賃貸家賃の動向を徹底解説

全国主要都市の賃貸家賃動向(2025年4月)



不動産情報サービスを手掛けるアットホーム株式会社が、2025年4月に発表した賃貸マンションおよびアパートの募集家賃動向についてまとめます。このデータは、アットホームラボ株式会社による調査を元にしたもので、消費者向けに公開されています。

全体概況



調査結果によると、東京都下、神奈川県、埼玉県、千葉県、そして札幌市の5つのエリアでは、マンションの平均募集家賃が前年同月を大きく上回りました。また、カップル向けのマンションについても、神戸市と広島市を除く11エリアで前年同月を超えており、特に東京23区、神奈川県、埼玉県、千葉県、仙台市、そして大阪市の6エリアでは2015年以降の最高値を記録しています。特筆すべきは、東京23区における29カ月連続の最高値更新です。

アパートに関しても同様の傾向が見受けられ、カップル向けが仙台市・広島市を除く11エリアで前年同月を上回っています。この中には東京23区、埼玉県、名古屋市、大阪市の4エリアが含まれ、これらも2015年以降の最高値を達成しています。ファミリー向けのアパートについては、仙台市を除く12エリアで前年同月を上回り、京都市と神戸市の2つのエリアでも最高値を更新しています。

調査概要



この調査は全国主要13エリアを対象としています。
  • - 首都圏: 東京23区、東京都下、神奈川県、埼玉県、千葉県
  • - その他: 北海道札幌市、宮城県仙台市、愛知県名古屋市、京都府京都市、大阪府大阪市、兵庫県神戸市、広島県広島市、福岡県福岡市

データはアットホームに登録された居住用賃貸マンション・アパートの情報で、重複物件はユニーク化されてます。本調査での家賃は、「賃料+管理費・共益費等」と定義されています。部屋の大きさに応じて、30㎡以下は「シングル向き」、30㎡から50㎡までを「カップル向き」、50㎡から70㎡までを「ファミリー向き」、70㎡超を「大型ファミリー向き」としています。家賃指数は2015年1月を基準とし、上昇率は四捨五入されています。

まとめ



2025年4月の全国主要都市における賃貸マンションとアパートの動向は、特に首都圏での回復基調が顕著で、カップルやファミリー向けの物件は人気を集めていることが分かります。家賃が上昇し続ける中で、今後の不動産市場における動向にも注目が集まることでしょう。詳しいデータは、こちらのPDFからご覧いただけます。


画像1

画像2

画像3

画像4

関連リンク

サードペディア百科事典: 賃貸マンション アットホーム 家賃動向

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。