マネーフォワードの新機能、圧縮記帳機能とは
株式会社マネーフォワードは、同社の提供する『マネーフォワード クラウド固定資産』に、非常に注目すべき新機能「圧縮記帳機能」を追加しました。この機能によって、固定資産を取得した際に得た補助金などの利益を将来に繰り延べることができ、初年度の税負担を大幅に軽減することが可能となります。これにより、企業の資産管理が一段と効率的になります。
圧縮記帳機能の概要
「圧縮記帳」が何かと言うと、一定の条件を満たした場合に、固定資産を取得した際に受け取った補助金を元に、その資産の取得価額を将来にわたって圧縮する方式のことです。これにより、初年度の法人税負担を減らすことができ、企業のキャッシュフローの改善につながります。
今回追加された「圧縮記帳機能」は、ユーザーが固定資産の圧縮額を簡単に登録できるようになり、手作業が大幅に減少。これまでの煩雑な計算や記録のミスを防ぎ、全体の業務効率を向上させます。
利用方法について
以下の手順で非常にシンプルに利用できる点も魅力です。
1. まず、「固定資産台帳」の画面で「新規登録」を選択し、次に「固定資産登録」画面で必要項目(資産名、取得日、取得価額など)を入力します。
2. その後、補助金額を入力することで、自動計算された「圧縮後取得価額」も同時に確認できます。この計算結果に誤りがないかをチェックし、問題がなければ「登録」ボタンを押すだけで完了です。
このように、シンプルな操作で補助金関連の記録を手軽に管理でき、税務申告に必要なデータも正確にまとめることが可能です。
固定資産管理の効率化
『マネーフォワード クラウド固定資産』は、固定資産の管理業務をスムーズに進行させたい方々にとって、もはや必須のツールです。このサービスでは、固定資産の取得・異動登録から償却計算、さらには法人税申告にいたるまで、トータルでサポート。リアルタイムでデータが連携できるため、総務やIT部門、営業所在庫管理など複数の部署にとっても大変便利です。
さらに、内部統制を強化するためのログ管理機能も搭載されており、税務と会計上の差異にも対応しています。
まとめ
この新機能によって、固定資産管理の複雑さが大幅に軽減され、企業が持つ資産の視認性が向上することが期待されます。マネーフォワードは今後も、企業の業務効率化を支援する施策を展開していくことでしょう。
さらに詳しくは、
公式サポートサイトをご確認ください。
会社情報
株式会社マネーフォワードは、東京都港区に本社を構え、2012年に設立された企業です。プラットフォームサービスを提供し、多様なビジネスニーズに応える業務支援を行っています。新機能の追加により、より多くの企業にとって実用的なツールとなることを期待しています。