日本ふとん協会、初の海外展示会への出展
一般財団法人日本ふとん協会が、2025年8月20日から22日まで中国・上海で開催される「インターテキスタイル上海2025 ホームテキスタイル」に初めて出展することが決まりました。この展示会はアジア最大級のインテリアおよびホームテキスタイルの専門見本市であり、日本のふとん協会は非常に意義深い参加となります。
70周年の節目に伴う新たな挑戦
本年、協会は創立70周年を迎えたことを記念しての出展です。この機会を活かし、これまでの事業内容をさらに発展させ、特に日本製のふとんの海外展開における市場調査と輸出促進に向けた取り組みを強化することが目標です。協会にとって、海外市場は新たな機会をもたらす重要なフィールドであり、ここでの出展はその第一歩となります。
共同出展ブース
日本ふとん協会は、ふとん生地を扱う蔭山株式会社のブースで共同出展を行います。この取り組みにより、会員企業による高品質な日本製ふとん製品を世界に向けてアピールします。ブースでは、日本ならではの安心感や安全性、品質に対するこだわりを海外のバイヤーや業界関係者に直接伝えることができる場とし、ふとん文化の魅力を広めていきます。
新ブランド「JAPAN FUTON」の発信
また、出展の際には、日本の“良質な眠り”に関連した新ブランド「JAPAN FUTON」も発表します。このブランドを通じて、日本の睡眠文化やそこに込められた思想を海外の人々に理解してもらい、好評を博することを目指します。日本のふとんがもたらす心地よい眠りは、ただの寝具以上の価値を提供すると考えています。
日本の布団文化とその魅力
布団は日本の特殊な寝具文化の一部であり、その特徴は、柔らかさ、暖かさ、そして、使用後の手軽なお手入れが可能である点です。この寝具が日常生活の中で人々に与える影響や、精神的および物理的健康への寄与についても広がりを見せていきます。特に、質の高い睡眠が健康に与える効果について、近年の研究でも多くの実証がされています。
日本ふとん協会の展開を通じ、世界の市場で「JAPAN FUTON」の魅力を確立し、多くの人々に日本の良質な眠りを届けることが期待されます。展示会をきっかけに、さらなる発展が訪れることを待ち望んでいます。日本のふとん文化が持つ潜在力を最大限に引き出し、グローバルな舞台で活躍する姿を楽しみにしたいと思います。