カスミがSmartDBを導入し業務の効率化と属人化解消を実現
近年、業務のデジタル化は多くの企業にとって不可欠な課題となっています。その中で、食品スーパー「カスミ」は、テナント向けの電気・ガス・水道料金の請求業務において、業務効率化と属人化の解消を目指し、株式会社ドリーム・アーツのクラウドサービス「SmartDB(R)」を採用しました。本記事では、この取り組みの背景や実現した成果について詳しくご紹介します。
導入の背景と課題
カスミでは、500以上のテナントに対し、水光熱費の請求を行っています。しかし、近年のインボイス制度への対応に伴い、明細書の発行が必要となったことで、請求業務がより複雑化しました。これまでの基幹システムでは制度変更に迅速に対応できず、 Excelや手作業で業務を補完していました。そのため、確認漏れや入力ミスが発生しやすく、業務知識が特定の担当に依存していました。さらに、業務データが分散していたため、進捗や業務改善も難航していました。
SmartDB導入による業務改革
このような背景を受け、カスミは2025年11月に「SmartDB(R)」を導入し、2026年5月に全店での本格運用を開始しました。初期の検討から約3ヶ月でシステム開発が完了し、業務の効率化に成功しました。
SmartDBは、現場の担当者が自らアプリケーションを開発・改善できるノーコード開発が特徴です。カスミでは、各店舗およびテナントの契約情報をマスタ化し、これを基に料金を自動計算するシステムを構築しました。この取り組みにより、各店舗の契約条件や請求ルールを標準化し、複雑な業務の運用をシンプルにしました。
これにより、月当たりの業務にかかる工数は約15人日から約6人日へと約60%削減され、業務負荷や進捗の可視化も実現しました。業務の一元化は、手作業や二重入力を減らし、確認漏れやミスの防止にもつながりました。
属人化の解消と安定運用の実現
SmartDBの導入によって、従来属人化していた複雑な業務が標準化され、担当者の知識や経験に依存しない運用が可能となりました。カスミの業務部門の担当者は、ドリーム・アーツの伴走支援を受けながら、現場主導で改善を進められる体制を整えました。これにより、業務の安定運用とともに、既存システムを最大限に活用したデジタル化を実現できたのです。
今後の展望
株式会社カスミは、ドリーム・アーツによる支援のもと、今後も現場に寄り添ったさらなる業務改善を目指していくとコメントしています。また、ドリーム・アーツは、「協創」を理念に掲げ、企業の競争力向上に寄与する総合的なソリューションを提供し続ける姿勢を示しています。
このように、カスミのSmartDB導入は、業務のデジタル化を通じて効率化と安定運用を実現した模範事例といえるでしょう。今後のさらなる展開も楽しみです。