ベントレーが新型ベンテイガ X コンセプトを発表
2026年1月30日、ベントレーモーターズはオーストリアのツェル・アム・ゼーで開催されたFATインターナショナル・アイスレースにおいて、新型ベンテイガ X コンセプトを初披露しました。このコンセプトモデルは、将来的なオフロードモデルの開発に向けた基盤となるものであり、FATインターナショナルとの新たな戦略的パートナーシップの象徴でもあります。
最新鋭のオフロード性能
新型ベンテイガ X コンセプトは、インパクトのあるデザインと優れたオフロード性能を兼ね備えています。ベンテイガは既に優れたパフォーマンスと快適性を誇りますが、この新しいモデルはより冒険的な体験を提供することを目指しています。650 PSを発揮する4.0リッターV8ツインターボエンジンを搭載し、恒久四輪駆動システムを装備、8速トランスミッションとエアサスペンションに加えて、ベントレー独自の48V電動アクティブ・アンチロール制御システム「ベントレー・ダイナミック・ライド」を採用しています。
進化したデザインと技術
新型モデルのスタンスは大きく変更されており、Brixton社が製造した鍛造ワンピースの22インチホイールには大径オフロードタイヤを装着。トレッド幅は120mm拡大され、走行安定性が一層向上。さらに、サスペンションストロークを確保するために車高を55mm引き上げ、その結果、渡河性能は550mm以上、最低地上高は約310mmにも達します。これにより、様々なオフロード環境での走行性能が強化されています。
機能性を重視したエクステリア
エクステリアデザインも機能性重視の設計が施されています。ルーフ上には収納スペースが確保され、4基のスポットライトが装備されており、ロングオフロードアドベンチャーに対応可能です。コンセプトモデルには、FATカーティングリーグで使用されるバンビーノサイズの電動ゴーカートがルーフに積載されており、さらなる積載能力を表現しています。この装備により、全高は2.49メートルとなり、存在感を際立たせています。
また、後方にはアクラポヴィッチ製のチタンスポーツエキゾーストが装備され、フロントには牽引フックが追加かされるなど、実用性も追求されています。
FATインターナショナルとのパートナーシップ
FATインターナショナル・アイスレースは、カルチャーの中で車が果たす役割を称えるイベントです。ベントレーの今回の参加は新たな3年間のパートナーシップの開始を象徴しています。今後もベントレーは、アメリカやオーストリアで開催予定のアイスレースイベントに参加予定です。
展示されるモデルには、ドバイで発表されたトラヴィス・パストラーナ仕様のスーパースポーツや、最新のコンチネンタル GTC Sなどが含まれます。ベントレーは、スキージョアリング競技にも参加し、様々な魅力的な展示やアクティビティを予定しています。
FATインターナショナルの歴史
FATインターナショナルは、かつてヨーロッパでファッション輸送を手がけた物流会社として知られ、1994年にはル・マン24時間レースでの勝利により名を広めました。現在はモータースポーツの新たな在り方を模索しつつ、FATカーティングリーグを通じて多くの人々を結びつけています。これからも新しいモータースポーツのスタイルを提供していくことでしょう。
新型ベンテイガ X コンセプトの登場は、未来のオフロード体験の新たな扉を開くきっかけとなることは間違いありません。ベントレーの挑戦に期待が高まります。