Code for Japan Summit
2025-10-07 14:03:44

社会課題解決に向けたカンファレンス『Code for Japan Summit 2025』開催

社会課題解決に向けたカンファレンス『Code for Japan Summit 2025』



2025年11月29日(土)、東京・渋谷の国連大学にて、社会課題解決に向けたカンファレンス「Code for Japan Summit 2025」が開催されます。本イベントは、テクノロジーを活用した社会的意義のある活動に取り組む人々を対象としており、今年のテーマは「Social R&D」です。このテーマのもとに、参加者は「これからの社会をともに考えともにつくる」という観点からディスカッションやセッションに取り組みます。

今年のテーマ「Social R&D」について



「R&D」とはResearch(研究)とDevelopment(開発)の略称ですが、Code for Japanではこれをよりシンプルに「考える」と「つくる」と表現しています。この「Social R&D」を通じて、参加者一人一人が社会課題をどのように理解し、実践に結びつけていけるかを共に考える場です。

登壇者の紹介



キーとなるスピーカーとなるCheryl Ng氏(UNICEF)は、デジタル公的財のキャパシティビルディングに取り組む専門家です。彼女は、15カ国以上で若者や大学、政府と協同し、誰もが取り残されないインクルーシブなデジタルエコシステムの実現に向けて活動しています。社会課題に対する多様な視点を持つ彼女の発表は、参加者に大きな刺激を与えることでしょう。他にも、市川文子氏(Republic)、小泉悠氏(東京大学先端科学技術センター)、鈴木健氏(東京大学)、林篤志氏(paramita)など、各分野のエキスパートが登壇予定です。

注目セッションの内容



1. デジタル民主主義とその課題



近年注目を集めるデジタル民主主義について、最近の成果と課題を振り返ります。鈴木健氏や西尾泰和氏(サイボウズ・ラボ)とともに、テクノロジーがどのように社会参加を促進するかを考察します。

2. 研究と社会実装



OSINTとOSSツールを通じた社会における新しいR&Dのアプローチについて、国内外の専門家が集まり議論します。このセッションでは、小泉悠氏が国家と市民社会の関係性について深掘りし、具体的な実装例を通じて示します。

3. Web3と新しい暮らし



Web3技術を活用した市民活動やコミュニティの構築についての議論が行われます。具体的な実践に基づき、林 篤志氏が新しい暮らしのプロトタイプについて提案します。

4. まちづくりDXの事例



豊岡市でのまちづくりに関する事例をもとに、行政と住民との関係を考察します。市川文子氏が主導し、どのようにテクノロジーがこの関係性を助けるかを議論します。

参加対象者



このイベントは、社会的意義のあるプロジェクトに技術やデザインで貢献したい方や、OSSやオープンデータに興味を持つエンジニアやデザイナー、地方自治体や公共サービスに携わる方などに最適です。また、デジタル空間における情報の信頼性について関心がある報道関係者にも興味深い内容となっています。特に、社会に積極的に貢献したいと考える学生や若手社会人も大歓迎です。

開催概要



  • - イベント名:Code for Japan Summit 2025
  • - 日時:2025年11月29日(土)10:30〜17:35(開場は10:00、懇親会17:45〜19:25)
  • - 会場:国連大学(〒150-8925 東京都渋谷区神宮前5丁目53−70)
  • - 収容人数:300名予定

参加申し込み



参加チケットは、公式サイトより取得可能です。興味のある方はぜひお申し込みください。

主催の取り組み



主催する一般社団法人コード・フォー・ジャパンは、シビックテックの推進や、オープンソースソフトウェアの開発に取り組む非営利団体です。より良い未来を目指し、様々な立場の人々と共に考え、共に作り上げることを目指しています。詳しくは公式ウェブサイト(https://www.code4japan.org/)をご覧ください。


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