株式会社ZENKIGENが発表!採用活動の新倫理基準
株式会社ZENKIGENは、東京都港区に本社を置く企業で、AIを活用した採用DXサービス「harutaka(ハルタカ)」を提供しています。この度、同社は「harutaka」に関連するAIの倫理的な活用についての基本原則を示した「harutaka AI倫理ポリシー」を策定したと発表しました。これにより、同社がAIを通じて人々や企業にどのような責任を持つのか、明確に示すことを目的としています。
「harutaka AI倫理ポリシー」の策定背景
近年、企業の採用におけるAI技術の利用が広がっていますが、その影響については多くの意見が交わされています。AIによる採用過程の透明性や公平性、そして判断の正確性が問われる中、ZENKIGENは「harutaka」を通じて応募者の多様性を尊重し、公平な採用プロセスを実現するための対策が必要だと考えました。このポリシーの策定は、AI技術の進展に伴う社会的な責任を果たすための重要な第一歩となるでしょう。
ポリシーに掲げられた4つの原則
今回は、AI倫理ポリシーとして4つの原則が設定されました。
1.
人間中心: AIはあくまで企業や応募者の意思決定を補助するものであり、自動的に合否を決定する機能は持ちません。応募者の個性や経験も重要視し、多面的な評価を行うことを目指します。
2.
安全性: AIの導入にあたっては、応募者の尊厳を保つことを重視し、データ管理やアルゴリズムの透明性を確保します。誰もが安心して利用できる環境作りが求められています。
3.
公平性: AIが特定の属性に偏見を持たないように、学習データの多様性を保ち、継続的な改善を行うことを約束します。
4.
透明性と説明責任: AIの出力結果が持つ不確実性についても明示し、正しい理解を促す情報提供を行います。また、AIが採用判断を支援することをあらかじめユーザーに通知します。
採用プロセスの最適化を目指す「harutaka」
「harutaka」は採用プロセス全体を最適化するために設計されたサービスです。AIを搭載したWeb面接や録画選考、さらには面接解析などを通じて、採用活動にかかるデータの多角的な分析を行い、最終的には公平な選考を実現し、質の高い採用を支援します。このようにAIをうまく活用することで、採用担当者は本来の業務に専念できる環境が生まれます。
ZENKIGENについて
株式会社ZENKIGENは、2017年に設立されたテクノロジー企業で、AI技術を基盤にした採用支援ソリューションを提供しています。特に「harutaka」に関しては700社以上で導入されており、約1,500万件の動画データが集積されています。彼らの技術は、AI導入による効率化だけでなく、人事業務全体の品質向上にも寄与しています。
未来への展望
ZENKIGENは、今後もAI技術の進化や社会情勢の変化に合わせて、倫理ポリシーの見直しを行っていくとしています。このような取り組みを通じて、より良い採用プロセスを築き上げることが期待されます。さらに詳細な情報は、harutakaの公式ウェブサイトにて確認することができます。
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